フラ＆ボットからなる、イタリアのDJ / プロデューサー・ユニット、クルッカーズ。ヒップホップをバックグラウンドに、最先端エレクトロニック・ミュージックのエッセンスを取り入れたエッジーなスタイルで、急速に躍進を遂げているヒット・メイカーだ。’08年に、キッド・カディ vs クルッカーズ名義で発表した「Day N Nite」を、UKチャート2位へ送り込んだ彼らは、ケミカル・ブラザーズ、レディー・ガガ、U2、ブリトニー・スピアーズなどの楽曲リミキサーに抜擢されながらも、アンダーグラウンド・クラブ・シーンと密接な関わりを持ち続けている。 そんなクルッカーズのファースト・フル・アルバム『TONS OF FRIENDS』が、このたび二枚組仕様の日本盤でリリースされた。 ケリス、ウィル・アイ・アム（ブラック・アイド・ピーズ）、ティム・バージェス（ザ・シャーラタンズ）といったメジャー・アーティストに加え

スコットランドはグラスゴー出身のロック・バンド、フライトゥンド・ラビット。’04年に、Fat Cat Recordsのmp3デモ・ウェブサイトで楽曲を発表して以来、情感豊かでオーセンティックなバンド・サウンドを武器に、じわじわと人気を獲得してきた注目株だ。現在のメンバーは、スコット・ハチスン（Vo/G）、グラント・ハチスン（Dr）の兄弟に、ビリー・ケネディ（B/Keys）、アンディ・モナガン（G/Keys）、ゴードン・スキーン（G/Mandolin）を加えた五名。ライブ・バンドとしても評価が高く、先日開催されたSXSWフェスでは計8回ものギグを行ったほか、4月にはコーチェラ・フェス、8月にはロラパルーザに出演することが決定している。グラントに、まずはバンドを結成した経緯について聞いてみた。 「このバンドは、友達のバンドがバーやクラブでプレイする時にサポートする、スコットのソロ・プロジェクト

iTunes Storeにて、4月21日にリリースされるロマンポルシェ。の最新アルバム「盗んだバイクで天城越え」収録曲「ハイスクールララバイ（feat. バニラビーンズ）」の先行配信がスタートした。 「ハイスクールララバイ」は、イモ欽トリオが1981年に発表し大ヒットを記録したテクノポップナンバー。iTunes Storeではこのカバーバージョンに、ロマンポルシェ。がこれまでにリリースした人気曲と「ハイスクール～」のトラックを手がけたNEWDEALによる約34分のメガミックス「Megamix 2010」を加えたアルバム「Megamix 2010 - Mixed by NEWDEAL」が発売されている。アルバムは全12曲で600円というお買い得価格。また「Megamix 2010」はアルバム購入者のみが入手できる特典となっているので、アルバム単位での購入がおすすめだ。 ロマンポルシェ。は4月

ムーンライダーズの活動やプロデュース業などと同じく、映画やゲームの音楽でも高い評価を得ている鈴木慶一。彼が手がけたサウンドトラックの集大成とも言える、CD2枚組の作品集「Keiichi Suzuki: Music for Films and Games」が6月2日にリリースされる。 「Keiichi Suzuki: Music for Films and Games」とあわせて、鈴木慶一が音楽制作した北野武映画「OUTRAGE」のサウンドトラックも同じく6月2日に発売予定。 大きなサイズで見る 鈴木慶一は日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞した「座頭市」に続き、6月に公開される北野武監督・主演の「OUTRAGE」でも音楽を担当。その公開のタイミングに合わせて発売される本作は、「座頭市」「東京ゴッドファーザーズ」「Chicken heart」「うずまき」「GHOST SOUP」「転々」といっ

「死刑台のエレベーター」は、1957年に発表されたフランス映画の世界初のリメイク版。完全犯罪をもくろむカップルを吉瀬美智子と阿部寛が演じるほか、玉山鉄二、北川景子、平泉成、りょう、柄本明といった豪華俳優陣が脇を固める。 主題歌「ベッドタイムストーリー」は映画の世界観をイメージして書き下ろされたオリジナル曲で、YUKIにとっては初のフィーチャリング参加曲となる。楽曲の初公開日、リリース予定など詳細は後日発表されるので、続報を楽しみにしておこう。

くるりのシングルカップリングナンバーを集めたアルバム「僕の住んでいた街」が、5月26日にリリースされることが決定した。 2010年第1弾作品となる本作には、1998年のデビューから現在までに発表された合計22枚のシングルから、カップリングナンバー全てを網羅。ライブの定番曲も多数含まれているが、そのほとんどは今回がアルバム初収録となる。 さらに本作には、約1年ぶりとなる待望の新曲「東京レレレのレ」もあわせて収録。また、アルバム初回限定盤にはボーナストラックとして、6thシングルの初回限定盤のみに収められていた「ノッチ5555」と、iTunes Storeで期間限定配信された「Bacon&Egg」の2曲が追加される。 アルバムリリースに先駆け、5月21日には詩集「くるり詩集」の発売も決定。くるり自身がセレクトした歌詞36編が収められており、そのうち13編は解説も添えられた岸田の直筆歌詞となって

今年1月に行われた自主企画イヴェント〈百人組手〉の第2弾にて、ROVOやDJ BAKU、後藤まりこ（ミドリ）といった個性的なメンツとのコラボレーションを展開するなど、ジャンルの枠に捉われないユニークな活動で幅広い支持を集めるシンガー・ソングライター、七尾旅人。彼が7月7日にニュー・アルバムをリリースすることがあきらかとなった。タイトルは未定。 2007年の9月11日に発表された3枚組の大作『911fantasia』以来、約3年ぶりのオリジナル・アルバムとなる今回の作品。リード・トラックの“検索少年”は、七尾旅人×やけのはら名義の人気曲“Rollin' Rollin'”を手掛けたDORIANがアレンジとミックスを担当し、さらにコーラスでSalyuが参加した豪華なナンバーに仕上がっているとのことだ。その他の詳細についてはまだ明かされていないが、すでにライヴではお馴染みの楽曲も収録されるとのこと

60年代から活動するジャズ・トランペッター日野皓正の長いキャリアの中でも、異色とも言われる和レア・ブルーヴの名盤『ヒップ・シーガル』（77年録音 / 写真）。90年の再発以降、永らく市場から姿を消しており、LP盤は中古市場で高値で取り引きされるなどヒノテル作品で最もレア度の高い本作が、5月20日にリイシュー＆リリースされることが決定！ 『ヒップ・シーガル』は、日本で日野の人気が絶頂期にあった70年代後半に、さらなる挑戦を求めて渡米し、ギル・エヴァンスやラリー・コリエル、エルヴィン・ジョーンズらを相手にセッションで明け暮れていた時期の録音。 当時の日野の持てるテクニックやセンスを総動員したこの作品には、ギターにジョン・スコフィールド、ベースにクリント・ヒューストンなど豪華な面々が参加しています。 近年の和レア・グルーヴの盛り上がりで、ジャズ・ファンはもちろん、クラブ・リスナーからも再発の要望

ここ日本でも絶大な人気を誇り、いまやグラスゴー音楽シーンの代名詞とも言えるギター・ポップ・バンド、ティーンエイジ・ファンクラブ（Teenage Fanclub 以下、TFC）。以前お伝えした待望のニュー・アルバム『シャドウズ』の日本先行リリースが決定しました！ 発売日は5月26日です。 2009年、突如＜サマーソニック09＞に出演し、ニュー・アルバムの完成がいまかいまかと期待されていたものの、まったく音沙汰なしの状況が続いていたTFC。グラスゴー時間ののんびりさに、せっかちな日本人ファンをやきもきさせていましたが、ついにニュー・アルバム完成の朗報が到着。しかも日本先行での発売が発表されました！ 前作『マン・メイド』（2005）以来、約5年ぶりとなる新作『シャドウズ』は、新旧ファンの期待を裏切らないポップで温かなTFC節全開の仕上がり。2000年、2005年に続き3度目の出演となった＜サマー

第1228回 ネットラジオ ザ・ノイジーズ　本日のお題：ザ・ノイジーズの決意表明『エンタジャム離脱』について語ろう！

「カフカ CLASSICS IN COMICS」はドイツ文学者の池内紀訳によるカフカの作品を西岡が構成、作画したもので、文芸誌モンキービジネス（ヴィレッジブックス）で連載されていた。単行本には連載分「家父の気がかり」「バケツの騎士」「ジャッカルとアラビア人」「兄弟殺し」「禿鷹」「田舎医者」「断食芸人」「流刑地にて」の8編に加え、描き下ろし「変身」を収録する。 「変身」の執筆にあたり西岡は、劇中の“虫”をどう描写するか悩んだ末「虫の姿を見せない」という手法を選択。他のマンガ化や映像化では類を見ないこの試みに、西岡自身も非常に苦心して構成を考えたという。新たなカフカ作品の表現に、原作ファンの注目も集まりそうだ。

イラスト投稿サイト「pixiv」とエンターブレインは共同で、イラスト投稿誌「Quarterly pixiv」を5月28日に創刊する。季刊での発行を予定しており、A4判で価格は1260円。 「pixiv」はイラスト投稿を軸としたソーシャル・ネットワーキング・サービス。そのネット空間を飛び出して、リアルでもイラストを楽しむ場を作りたい、という思いから「Quarterly pixiv」が企画された。ユーザーからの投稿作品の紹介を中心に、クリエイターたちへのインタビューや描き下ろしなど、創作のヒントを満載する1冊だ。 5月28日に発売されるvol.1では、ネットから生まれた人気キャラクター「ブラック★ロックシューター」を、生みの親であるhukeとryoへのインタビューを交え大特集。またpixivで開催された映画「サマーウォーズ」のイラストコンテスト結果発表に加え、コザキユースケ、前嶋重機、バーニア

ここ数年でダブステップの境界線もすっかり曖昧になっている。例の３連打（ダダダ、ダダダ、ダダダ、ダダダ......）がなければテクノと呼んだほうが通りやすい......が、しかしダブステップがどうしても捨てきれないものがあるとしたら、そのひとつはメランコリーの感覚だろう。〈ホットフラッシュ〉レーベルを主宰するポール・ローズ、通称スキューバのセカンド・アルバムを聴きながら、僕はあらためてこのジャンルにおけるポスト・レイヴの素晴らしいメランコリーに思いを馳せている。 ローズがレーベルを立ち上げ、スペクターの名前で自分のトラックを発表したのは2003年のことだが、彼がダンス・カルチャーに足を入れたのは90年代初頭だった。音楽好きの両親に育てられたローズは、幼少の頃から音楽学校に通い、楽器を演奏した。やがてレイヴ・カルチャーがUKを襲い、彼はキスFMでコリン・フェイヴァーとコリン・デイルのDJを聴い

「知恵のない４歳半のマイク・スキナーのようだ」――ある人はゴールド・パンダの音楽をこんな風に評している。本国イギリスでは期待の新人として評価され、リトル・ブーツ、ブロック・パーティ、シミアン・モバイル・ディスコ等々、人気アーティストのリミックスを手掛ける彼は、自分の最初のアルバムのリリース先を日本のレコード会社に決めた。 エセックスのBボーイだった彼だが、日本語を学ぶために自分のレコード・コレクションを売るほどの日本文化好きでもある――『ガーディアン』にはそう記されている。「そしてエイフェックス・ツインのように、彼は100トラックも作り貯めている。際だったトラックのひとつである"マユリ"にひび割れた音とやたら低いベース、それからビットとバイトが一緒になったエイフェックス・ツインのグルーヴがあるのも偶然の一致ではないだろう」 "マユリ"？　なんていう曲名だ。彼のオモチャ箱をひっくり返したよう

WORLD WILD 2010 amazon.co.jpにあるCDは、ジャケ写からリンクできます。（amazon.co.jpにない場合、海外のamazonや他の通販サイトへ） 01. Re:revolution 02. WORLD WILD 2010 03. エスニック・プラネット・サバイバル 04. I can't 05. Lonely Lonely Lonely 06. Play 07. BABY tell me 08. ファニー・パレード 09. グロテスク 10. プリズム 11. シンパ 12. Lonely Lonely Lonely (FUNKOT.JP remix) 4月14日発売のSaori@destinyの3作目のアルバム『WORLD WILD 2010』のリリースに合わせて、初インタヴューを行いました。リリース毎に変化を続けていく彼女のサウンドですが、ハイエナジー路線

Buffalo Daughterが自身のレーベル「Buffalo Ranch」を設立し、そこから4年3カ月ぶりのニューアルバム「The Weapons Of Math Destruction」を7月7日にBlu-Spec CD仕様でリリースすることが決定した。 写真は山本ムーグが自らアートワークを手がけたアルバム「The Weapons Of Math Destruction」のジャケット。 大きなサイズで見る（全2件） 今回のアルバムは、物理という絶対的な法則をアートで破壊することがテーマ。世界的な金融危機、環境破壊、宗教戦争などのさまざまな不安が根本的にはすべて数字によって生まれていると考えたBuffalo Daughterは、日本語で「数学破壊兵器」を意味するタイトルを本作に命名。地球が50億年後に膨張した太陽に飲み込まれて死滅することが避けられないと言われている中、彼らはそういった

ハービー・ハンコック（Herbie Hancock）が豪華アーティストを迎えたコラボレーション・アルバムを発表！　またリリースに先駆け、新曲の無料ダウンロード配信も実施しています。 6月21日(米国)にHancock Records/REDより発売される新作『The Imagine Project』には、来日公演も大成功に終わったジェフ・ベックや、コンゴの電気リケンベ(親指ピアノ)バンド、コノノNo.1らを迎えた「Imagine」をはじめ、シールとPinkのデュエットが楽しめる「Don't Give Up」、アフリカ・マリ北東部出身のグループ、ティナリウェンを迎えた「Tamatant Tilay/Exodus」、ザ・チーフタンズらが参加した「Times They Are A Changin'」、デイヴ・マシューズとマーカス・ミラー参加の「Jackpot」などを収録。“音楽は世界の共通語”と

昨年末に発売された、1曲入り300円シングル「WISDOM feat. ILL-BOSSTINO , EMI MARIA」がオリコン・デイリー・チャートで5位を記録し、音楽業界の注目を一挙に浴びた孤高のリリシスト、SEEDA。初のベスト・アルバム『1999 / 2009』を4月21日に発表します。 本作には、SEEDAが今までリリースしてきたアルバム7枚、そして客演楽曲の中から、本人が厳選した21曲を収録。DVDにはプロモーション・ビデオやライヴ映像、“INNOCENT BOOK”によるインタビューを収録しています。 タイトルにもあるように、SEEDAの10年の軌跡を辿ることが出来る決定盤となる『1999 / 2009』。ニュー・アルバムも今夏リリース予定とのこと、期待しましょう！

80年代前半のポスト・パンク / ニューウェイヴ期に英4ADより作品を発表、アメリカでもヒットした「I Melt With You」などを生み出した、英バンドのモダン・イングリッシュ（Modern English）が久々となるニュー・アルバム『Soundtrack』（写真）を発表します！ モダン・イングリッシュは1979年結成。1981年リリースのデビュー作『メッシュ＆レース』では初期4ADの鬱積した雰囲気を醸し出すものの、その後は沈鬱さが薄らぎ、ポップ路線に移行。ヒット・シングル「I Melt With You」ほかを収めた2ndアルバム『アフター・ザ・スノウ』（1982年）では、より軽快で明るいメロディアスなエレクトロニック・ポップを聴かせてくれています。 バンドは90年代初頭に一旦解散するものの、1995年に再結成。新作のリリースは前作『Everything's Mad』（1996年

UKきっての人気バンドであるブラーが、再結成後初となる新曲“Fool's Day”をリリースするとオフィシャルサイトにて発表した。 同曲は1,000枚限定の7インチ盤として、世界的なレコード店共同キャンペーン〈レコード・ストア・デイ〉が行われる4月17日に発売。オリジナル・メンバーの4人が揃ってレコーディングした作品としては、2003年のアルバム『Think Tank』に収録されている“Battery In Your Leg”以来のものとなる。 このシングルのリリースに関して、彼らの所属レーベルであるパーロフォンのマイルス・レオナルド社長は「とても素晴らしい夏向きの曲だ」とし、バンドの状態についても「いままでにないくらい充実して力強く音を鳴らしている。ぜひアルバムも制作してほしい」と語っている。また同氏は、もともとレーベルは昨年行ったツアーのライヴ音源をシングルとしてリリースするつもりだっ

マイペースながらも20年以上に渡って活動を続けるグラスゴー出身の人気ギター・ポップ・バンド、ティーンエイジ・ファンクラブ。彼らが5月26日に日本先行でリリースするニュー・アルバム『Shadows』より、新曲“Baby Lee”の無料ダウンロード配信を行っている。 昨年の〈SUMMER SONIC〉出演時にも披露されたこの新曲は、心が浮き立つようなメロディーと瑞々しいギター・サウンドが印象的な珠玉のポップ・チューン。バンドのアメリカでの所属レーベルであるマージのオフィシャルサイトにてダウンロードが可能となっている。前作『Man-Made』以来5年ぶりのオリジナル・アルバムとなる新作には、同曲を含む12曲の収録が決定しており、日本盤にはさらにボーナス・トラックが追加される予定だ。トラックリストは以下の通り。 6月8日には英ロンドンのO2シェハーズ・ブッシュ・エンパイアにてワンマン・ライヴを行う

The Places Between (2CD+DVD) Order now: http://links.emi.com/doves-tpbdeluxe-... Tracklist: Disc 1 1. There Goes The Fear 2. Black And White Town 3. Snowden 4. Here It Comes 5. Words 6. Kingdom Of Rust 7. Sea Song 8. Pounding 9. 03 10. Catch The Sun 11. Jetstream 12. The Man Who Told Everything (Summer Version) 13. Andalucia 14. Caught By The River 15. The Cedar Room Disc 2 - Rarities, B Sides