2015年6月2日のブックマーク (13件)

  • 住民投票と国民投票:国の未来は誰が決めるのか(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    では「大阪都構想」の住民投票が行われたそうだが、わたしが住む英国では、EU離脱の是非を決める投票が2017年末までには行われることになっている。が、この国では離脱のメリットやデメリットの議論以前に「いったい誰が投票するのか」、つまり、これは国民投票になるのか住民投票になるのかという大きな問題が浮上している。 誰に投票資格が与えられるのか 英国のEU離脱問題が報道されるとき、日語ではなにげなく国民投票と書かれているので、「ああなるほど国民が投票するのね」と片づけられがちだが、英国の場合、実はそんなに簡単な話ではない。 例えば先日行われた総選挙では、投票資格者は英国市民権所有者と英国在住の然るべき資格を有する英連邦(コモンウェルス)諸国市民、そして英国に住むアイルランド共和国市民だった。 一方で英国内に居住するEU諸国市民も、地方選挙とEU議会議員選挙では投票権が与えられており、スコット

    住民投票と国民投票:国の未来は誰が決めるのか(ブレイディみかこ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?

    代替医療の光と闇 ― 魔法を信じるかい?
  • SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド/久保山尚 - SYNODOS

    SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド 久保山尚 スコットランド史、スコットランド政策研究 国際 #スコットランド#SNP 2015年5月のイギリス(UK)総選挙で、スコットランド国民党(Scottish National Party = SNP)が議席を6から56に急増させ脚光を浴びた。 過半数以上となる331議席を獲得し政権を組んだ保守党、232議席の労働党に次いで、SNPはUK全体の第三党となっただけではなく、スコットランドにおいては50%の得票率、59議席の9割以上を占める地滑り的勝利であった。 選挙前から世論調査等でSNPが躍進することは予想されていたが、56議席という結果は予想を大きく上回るもので、SNP党首のニコラ・スタージョンも驚きを隠せない様子であった。 SNPの躍進について、日語メディアで様々な解説が行われているが、いずれもロン

    SNPの躍進とナショナリズムの脱民族化――国のかたちを再想像するスコットランド/久保山尚 - SYNODOS
  •  G・エスピン‐アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』 - 西東京日記 IN はてな

    もはや古典となりつつある名著なわけですが、やはり面白いですね。 福祉国家を単純に福祉予算の額などから分析するのではなく、市場を重視する自由主義レジーム(アメリカ、オーストラリアなど)、福祉制度が職業などによって細かく分割されている保守主義レジーム(ドイツ、フランス、イタリアなど)、普遍的な福祉を供給する社会民主主義レジーム(スウェーデン、デンマーク、オランダなど)の3つのレジームの違いから分析し、その違いを示すとともに、さらにそのレジームが社会階層や雇用にどのような影響を与えているかということが示されています。 原著は1990年に出版されたなので、ドイツのデータやその分析などにおいてややずれている面もありますが、それでもここで提示されている分析の枠組みと、その知見は今でも十分に通用するものでしょう。 まず、保守主義レジームですが、基的に社会統合のためには伝統的地位関係を維持する必要があ

     G・エスピン‐アンデルセン『福祉資本主義の三つの世界』 - 西東京日記 IN はてな
  • まずは…の濫用を減らそう

    「そうですね…」 「どうすればいいのでしょうか…」 「だと思うけど…」 「おお…申し訳ない…」 「昨日やったのですが…」 「こういうことだと思い…」 「気が向いたら見てみます…」 「忘れてました…」 「それは良かった…」 「駄目ですしね…」 ちょっと…の使いすぎでは… 減らすことを検討したほうがよいかと…

    まずは…の濫用を減らそう
    helioterrorism
    helioterrorism 2015/06/02
    蓮實重彦は三点リーダの多用について《あれが許されるのは歌謡曲の世界でしょう。あとは丹生谷貴志さんくらい》と言っている。(http://www.bungaku.net/wasebun/read/pdf/wb22_hasumi_kawakami.pdf より)
  • 「ほめる」とか「怒らない」の言い方を変えてみる ~NHK BS「奇跡のレッスン」に学ぶ : MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-

    「ほめる」とか「怒らない」の言い方を変えてみる ~NHK BS「奇跡のレッスン」に学ぶ 2015年06月01日12:00 カテゴリコラム Tweet ゴールデンウィーク中、NHK BSで再放送していた『奇跡のレッスン「世界の最強コーチと子どもたち」-フットサル日本代表監督との1週間』をたまたま見た。これが面白かったのだ。 (※6/13再放送予定あり) http://www4.nhk.or.jp/P3562/x/2015-06-13/11/22730/ ■驚くほどの変化 スペイン出身のフットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏が、普通の小学生チームに1週間だけ指導するというもの。彼が「型」でなく「考えて」プレーすることをみるみるうちに引き出す様は、サッカーの簡単なルールしか知らない程度の私が見ていても、ものすごく興味深かった。 そして監督は、何より子どもたちの自信とやる気をぐいぐいと自然に引っ

    「ほめる」とか「怒らない」の言い方を変えてみる ~NHK BS「奇跡のレッスン」に学ぶ : MAMApicks -子育て・育児・教育ニュース&コラムサイト-
  • 西田亮介「社会はいかに私たちに関わるべきか」をめぐる議論(dojin、西田亮介、駒崎弘樹)

    安藤道人 (Michihito Ando) @michihito_ando 毎回同じことを書くが、「新しい若者や民間の取り組み」を政府財源についての議論抜きに称揚しても、「日型福祉社会」の代替にはなりえない。「社会はいかに私たちに関わるべきか~「孤族の国」を考える(4) 西田亮介」 http://ow.ly/3SMJg @Ryosuke_Nishida 2011-02-09 08:07:06 安藤道人 (Michihito Ando) @michihito_ando 秋葉原の若者繋がりもシェアハウス・ゲストハウスもジモトトモダチもチャリティ・プラットフォームが集めた3000万の寄付も、社会学的に考えて「新しい社会、経済の環境に対応した若い人々や民間の取り組み」といえるのかがまず疑問。近代社会には常にこういうムーブメントがある。 2011-02-09 08:11:03 安藤道人 (Mich

    西田亮介「社会はいかに私たちに関わるべきか」をめぐる議論(dojin、西田亮介、駒崎弘樹)
  • 筒井淳也『仕事と家族』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    6月1 筒井淳也『仕事と家族』(中公新書) 8点 カテゴリ:社会8点 サブタイトルは「日はなぜ働きづらく、産みにくいのか」。 「少子化」、「働き方」、「福祉制度」、「家族」という4つの問題の相互作用を意識しながら日の陥っている問題を明らかにしようとした意欲作。こうした問題、特に「少子化」、「働き方」、「家族」の3つに関しては印象論で語られることも多いのですが、このではきちんとしたデータ分析と国際比較を行い、それをもとにしてこれからの日のあり方を考えようとしています。 つい最近、このの分析の枠組みを提供しているG・エスピン=アンデルセン『福祉資主義の三つの世界』を読んだばかりだったので、その分インパクトは弱かった面もあるのですが(エスピン=アンデルセンの名前は第4章ではじめて出てきますが、分析の枠組みは最初からエスピン=アンデルセンですよね)、エスピン=アンデルセンのは日はメ

    筒井淳也『仕事と家族』(中公新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
  • 2015-05-31

    フェミニズムが弱者男性を弾圧・抑圧している」という議論とそれへの反論が話題になっています。この議論そのものは以前からみられるものですが、大きく話題になったのはこのまとめからでしょうか。途中までの流れは司馬光氏の記事にまとめられています。 最初のまとめの主題は「生活困窮する高齢男性」ですが、「困窮する高齢男性へのケアの方法論」といった問題はフェミニズム批判している側の主な論点にはなっていないようです。フェミニストであるfont-da氏の「弱者男性のケア」についての記事は、「弱者男性の不満は『ケア役割』の女性が自分に配分されないことではないか」と推測した点が「藁人形論法」であるとして批判されましたが(これが見当違いの推測であることは確かだと思います)、ケアの方法論などについての批判や提案はほとんど見られませんでした。 司馬光氏はフェミニズム批判の内実について次のように述べています。 何故弱者

    2015-05-31
  • ラルス・クリステンセン 「グーグルノミクス ~景気の足取りをリアルタイムに把握するのは可能か?~」(2011年11月11日)

    ラルス・クリステンセン 「グーグルノミクス ~景気の足取りをリアルタイムに把握するのは可能か?~」(2011年11月11日) ●Lars Christensen, “Use googlenomics to track NGDP”(The Market Monetarist, November 11, 2011) 金融機関のトレーディングフロアで働いたことがある人間なら誰もが知っているように、主要なマクロ経済データ――例えば、米国労働省が発表している非農業部門雇用者数のデータ――が公表されるたびに、脳内のアドレナリンが一気に吹き出すような感覚を覚えるものだ。ディーラーやアナリストの大半が同じ体験をしているだろうし、この感覚にはちょっとした中毒性があることにも同意してくれるだろうと思う。しかしながら、テクノロジーの進歩によって、それももう過去のものになろうとしているのではないかと思われるのだ。

    ラルス・クリステンセン 「グーグルノミクス ~景気の足取りをリアルタイムに把握するのは可能か?~」(2011年11月11日)
  • http://www.math.tohoku.ac.jp/~tanaka/franzen.pdf

  • T・フランセーン『ゲーデルの定理』 | トピックス : みすず書房

    利用と誤用の不完全ガイド 田中一之訳 ゲーデルの不完全性定理を引用する前に、書のカバーに印刷されている手書き文字の文章をちょっと読んでみてください── 「ゲーデルの不完全性定理は、すべての数学的体系において、証明も反証もされない公理があることを述べている」 「不完全性定理は、科学の進歩がどれほど成し遂げられようと、科学が自然界を完全に解明することは原理的にできないことを明らかにする」 「ゲーデルが立証したように、すべての無矛盾な形式体系は不完全であり、またすべての完全な形式体系は矛盾している」 「ゲーデルの不完全性定理は、客観的現実の存在は証明できないことを示している」 「人が論理的であろうと試みる限りにおいて、その思考は形式体系を形成し、そしてそれは必ずゲーデルの定理によって縛られる」 などなど。どれも不完全性定理の誤った引用なのです。もしどう間違っているのかわからない文があったら、あ

  • ゲーデルの定理 | 利用と誤用の不完全ガイド | みすず書房

    20世紀最大の学術的発見のひとつであるゲーデルの不完全性定理は、「汲めども尽きぬ知的濫用の泉である」とも言われる。あらゆる分野で引用され、しかもその大半が定理の使い方を誤っているからだ。 書はそんな偉大な定理のユニークな解説書。「革命」ばかりが語られてきた不完全性定理について、定理としての醍醐味を語る。ゲーデル、チューリングをはじめとする驚くべき頭脳がシステムの性質を探る、創造性あふれる営みを垣間見る旅。しかも数々の誤用例を素材に、ゲーデルの定理では言えない(……)ことまでを徹底的に点検し、定理の射程を明らかにしている。 認知科学、物理学、神学、ポストモダン批評など、思いつくかぎりの分野から誤用・誤解の事例がとりあげられている。誰もが陥りやすい錯覚や、緻密な考察の末の誤りも多く、著名な科学者の文章でさえ例に漏れない。同じ轍を踏まないためにもゲーデルの定理を引用する際にはとりわけ必読の書で

    ゲーデルの定理 | 利用と誤用の不完全ガイド | みすず書房