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エヴァに関するhelplineのブックマーク (32)

  • 綾波レイが「母」をやめる時。…『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』第2印象。 - さかさまつげ

    シンジがレイに、今の綾波を選ぶ!的な殺し文句をぶつける場面は、確かにグッとくる瞬間ではありました。ただ、それがグッとくるのは、レイがシンジの母親の(2人目の)クローンだということを、今まで『エヴァ』を見てきた僕(たち)が、もう知ってしまっているからです。1人目の代わりとして作られ、いずれは3人目がこの自分に取って代わることをあらかじめ知っている少女の耳に届く、今のきみを肯定する、というメッセージは、無限に作られる「綾波レイ」の中のたまたま何番目かのレイ、にではなく、この私、にだけ向けられた言葉として響いたはずです。彼女の境遇を知る僕(たち)も、その同じ響きを聞き取ることができるし、それ故に感動する。  ところがその言葉を口にした人は、少女のそんな事情なぞ、物語のこの時点ではまだ知りえない。だから、クライマックスでのシンジとレイのやりとりは、来、美しくも痛ましいすれ違いをはらんでいる…は

  • 綾波レイはパイン・サラダを作るか? …『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』第1印象。 - さかさまつげ

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を近所のシネコンのレイトショーで観て、家に帰ると11時過ぎ。相方と子供はもう布団に入っておりました。いつもだったらそのまま風呂に入って寝てしまうところだけど、冷蔵庫の氷温室に入ったまま消費期限の切れた豚ホホ肉のかたまりが気になっていたもので、明日の朝メシの仕込みをすることに。リンゴとショウガをすりおろして醤油と酒とまぜてタレを作り、半分凍っている肉を5ミリ厚くらいに切り分けてタレに漬け、冷蔵庫に戻しておく。それだけの作業に20分近くかかってしまうのは、やっぱり不器用というか手際が悪いというか。自炊歴の長いわりに進歩がなさすぎだろ>自分。 …などと思いながら、観てきたばかりの『ヱヴァ破』のことも考えました。ミサトとの同居生活で料理当番を重ねるうちに、いっぱしの腕自慢になっているシンジに感化?されて、レイもアスカもおっかなびっくり料理をつくろうとする、新劇場版の

  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』論考 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena

    7月頃、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 」に関する原稿を書いたのですが、諸事情につき刊行されない運びとなったとのことなので、せっかくなのでウェブサイト上にアップしたいと思います。約8,000字です。 ■ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(以下、『新エヴァ』と略す)の総監督である庵野秀明は、いまから約三年前にあたる二〇〇六年の九月に、同作品を制作するにあたって「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」と題された所信表明を公開している(注1)。そこでは次のように書かれていた。なぜいまエヴァの再映画化を手がけるのか。それは「疲弊しつつある日のアニメーションを、未来へとつなげたいという願い。蔓延する閉塞感を打破したいという願い」を実現するためである。もちろん、いまさら十年以上も前の作品を映画化するのか、という思いはある。事実、「エヴァはもう古い、とも感じ」る。しかし、庵野はこうも断言している。「この

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』論考 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena
  • 映画監督・庵野秀明の、天才的な情報コントロールセンスについて - ピアノ・ファイア

    ヱヴァ破について考えている中、↓こういう言葉を読んで思いついたことを、書き留めてみます。 春録 映画にとって大切なことは「テーマ」じゃない。僕は何度も言った。「文にできる伝えたいことがあればそれを書けばいい。語りたいストーリィがあるのなら小説を書けばいい。映画を撮るのなら、映画にしかできないことをやるべきなんだ」。 上記のような「映画観」は、しごくまっとうで健全な映画観でしょう。映像作家にとって「常識(コモンセンス)」と言ってもいい考え方だ、と思います。 ただ、こういうありがたい言葉も、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」「薬も過ぎれば毒となる」――「分別過ぐれば愚に返る」と言うべきか、ナイーブにこのことばかり考えていたら、質から逸脱してしまいそうな心配もあります。 つまり、「映画質はテーマじゃない」という思想が、いつの間にか「映画でテーマをやってはならない」「良い映画にはテーマなんて

    映画監督・庵野秀明の、天才的な情報コントロールセンスについて - ピアノ・ファイア
  • 東浩紀・伊藤剛・竹熊健太郎らによるヱヴァ鼎談 簡易レポ - ピアノ・ファイア

    先日、25日夜に朝日カルチャーセンターで行われた、鼎談講座「ヱヴァ」をめぐって − あれから14年の手元のメモと記憶によった簡易レポートです。 講座内容 テレビ放送から14年、今夏「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」が公開されました。今、ヱヴァをめぐって何か起きているのか。14年の間に起きた変化とは。「大人になる」こととは何か。作をきっかけに出会った3人が語ります。 実際の内容を振り返ると、この「大人になることとは何か」「作り手が、受け手が、大人になることで何が変わったのか」というのが一番重要なテーマのはずで、(伊藤剛さんはなるべくそっちに振ろうとしていましたが)でもちっともそういう話にならなかったのはモッタイナカッタですね。 「私達はこんな大人になりました」っていうのは自分側からあまり語りたくないようなことなんでしょうか。 個人的には、トミノが大人に(まるく)なり……、そして庵野さんも大人

    東浩紀・伊藤剛・竹熊健太郎らによるヱヴァ鼎談 簡易レポ - ピアノ・ファイア
  • 2009-07-24 - 七里の鼻の小皺

    残念ながらまだ見ることができずにいるのだけれど、いままでに目にした議論から推測して、『ヱヴァ:破』の感想を走り書きしておきます。 まず、『破』は二次創作だからいいのだという評価も、また二次創作だからいけないのだという批判(原作レイプ云々)も、同様に問題をとりのがしている。重要なのは、『ヱヴァ』が(そして結局は『エヴァンゲリオン』が)二次創作とならざるをえないことの必然性を、どの程度フィルムが体現しているかという点にほかならない。実際『ヱヴァ:破』は、『エヴァンゲリオン』というプレテクストの存在を露骨に前提としており、その意味で二次創作であることを隠さない。このプレテクストにほどこされた操作は、しばしば指摘されているとおり、どこまでも換喩的なものだ。鶴巻は、物語の連辞関係を保ったまま(襲来した使徒をエヴァで倒すという骨格は変わらない)、範列関係にある要素を置換することで、物語を横滑りさせてい

  • 灰かぶり姫の灰皿 - ナディア島編が楽しすぎる

    6/2 ナディア島編が楽しすぎる。作画にかかってる手数が当に激変するんだもの。そして出現するダジャレの嵐! 80秒ワンカット! 全てがありえねえ。ありえなさすぎる。これを放映したっていうのか。 いや。いや。正確に言い直しますね。ガイナの常として、作画の作業量の配分にムラがあるんですよ。しかもそれは意識的に行われていたと考えられる。例えば26話「ひとりぼっちのキング」では、夢の中でジャンが自分に絶対出来ないような高度な発明を次々ナディアにお披露目していくというシーンがある。最後には核爆弾を飛ばしちゃうんですが(NHKが嫌がりそうだなあ)、その爆発描写の細やかなこと。お前らな。絶対分かってやってるだろこれ。イメージの動きの質として、彼らには妥協することのできないポイントがあって(爆発、メカ描写や走り、等々)、そのためには残るカットにあらゆる皺寄せが行こうとそんなのは知ったこっちゃない。加えて

  • 「東浩紀の二つのエヴァ批評、ほか」補記 - 灰かぶり姫の灰皿

    4/2 東浩紀のエヴァ評についてのエントリからようやく「スタブ」のステータスを外せた。よかったよかったなどと言ってられるのはおそらく僕だけで、この件で最初のメモを投げたのが2月10日のことだから、二ヶ月かけてだらだら直していたことになる。度し難い。 あの投稿のどこにも入れ込む余地がなかったし、というのはあれ以上大学のレポートくさくなることを避けたかったから参照テクストについてここで。あそこで使った東浩紀のテクストは、1996年のもとの掲載誌を引っ張り出してきて引用している。インコミのほうは句読点のスタイルまでオリジナルに合わせましたことよ。しかも、文庫入りしている『郵便的不安たち#』に掲載されたものと初出との間に実は特別な内容的変更があるわけではない。強いて言えば、ところどころでニューアカ文体的な言い回しが抑えられてこなれた記述になり(「容赦なく侵犯する」が「容赦なく犯し」といった具合に)

  • エヴァを壊すこと、鏡を割らないでいること――『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』へのメモ - 灰かぶり姫の灰皿

    Cut (カット) 2009年 08月号 [雑誌]出版社/メーカー: ロッキング・オン発売日: 2009/07/18メディア: 雑誌 ヱヴァンゲリヲン破を観てきた。いくつか簡単にメモしておきたい。苦しい仕事になったと思う。もちろん新しい物語的展開やエピソードの挿入はあって、それは旧作を引き継ぎながら超えていこうとする『ヱヴァンゲリヲン』の姿勢をよく示してもいるのだろう。でも、かえってそうした努力によって『エヴァンゲリオン』が呼び戻されてしまっている箇所があると感じる。今回の『破』では、基的に『エヴァンゲリオン』TVシリーズの第八話から拾九話までの内容が一のフィルムとしてまとめ直されていた。そのためにTV版のいくつかの放映回は姿を消しているし(たとえば第拾壱話「静止した闇の中で」や第拾参話「使徒、侵入」)、大きく圧縮されて映画の中に組み込まれた出来事もある(たとえば『破』の第8の使徒は落

  • 【映画版エヴァ破考察 その弐】 庵野秀明は、やっぱり宮崎駿の正統なる後継者か!?〜「意味」と「強度」を操るエンターテイメントの魔術師 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    映画版ヱヴァ破考察 その壱】僕たちが見たかった「理想のヱヴァ」とは?〜心の問題から解き放たれた時、「世界の謎」がその姿を現す http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20090710/p2 続きです。 ■そこに世界があるという群衆シーンと世界の風景の精密さが、そこに「ある」というリアル感を再現する もう一つ、この新映画版が、テレビシリーズと大きく異なるところは、 (1)人物・群衆シーンの大幅な挿入と細かい演出 (2)世界の緻密な描写〜モノそのもののリアル〜得る強度 です。(1)は特に感動した人も多々いると思うんですが、予算の問題をクリアーして技術(CG)のレベルが上がっているからできることなのですが、群衆が非常に多く細かく書き込まれているいますね。いってみれば、その他、無名の人々。たとえば、テレビ版では、「その他のクラスメート」というのは非常に影の薄い

    【映画版エヴァ破考察 その弐】 庵野秀明は、やっぱり宮崎駿の正統なる後継者か!?〜「意味」と「強度」を操るエンターテイメントの魔術師 - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • http://d.hatena.ne.jp/samurai_kung_fu/20090716

  • 【映画版ヱヴァ破考察 その壱】僕たちが見たかった「理想のヱヴァ」とは?〜心の問題から解き放たれた時、「世界の謎」がその姿を現す  - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    ちなみにネタバレなので、見ていない人は読まないでくださいね。2回目の人推奨です(笑)。 ■前向きなシンジくんの物語である「序」を受けて 当に話したいことの核心は、あまりにネタバレなので、まずは周辺部から話してみたいと思う。今日金曜ロードショーで「序」を見直したんだけれども、最初に見た時の感想が非常に正しかったのを思い出した。「序」は、その映像は素晴らしいけれども、テレビシリーズの総集編である域を出ず、僕は音のところでは「なーんだこの程度か」というふうに思ったものだ。 しかし、何かが違う!。それは、当時海燕さんも言っていたが、総じてこの「序」は、碇シンジくんが「前向きだ」ということを評した感想が多かったことが、まずもって一番に挙げられるだろう。僕の友人は「逃げてばかりいたシンジ君が大人になっていて、ちょっぴり好きになった」と言っていました。概ね、誰もがそう思ったと思う。あくまで「ちょっぴ

    【映画版ヱヴァ破考察 その壱】僕たちが見たかった「理想のヱヴァ」とは?〜心の問題から解き放たれた時、「世界の謎」がその姿を現す  - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は誰かを笑わそうとしているわけではない、もしくは真希波・マリ・イラストリアスが碇シンジに「君、面白いね」という本当の理由 - ハックルベリーに

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』における絶対に漏らしてはいけない最大のネタバレ - 瓶治郎の現代詩という、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」につてのエントリーを読んで、とても面白かったのですが、いくつか違和感があったので言及します。 確かに、映像美という点からすれば文句なくよく出来ている。特にメカニカルな動き、とりわけ使徒のデザインなどは圧倒的に素晴らしいと思う。純粋に美術的な観点からいうと、ヱヴァンゲリヲンで何より素晴らしいのは「メカニカルな動き、とりわけ使徒のデザイン」ではないと思う。映像美という点からすれば、一番素晴らしいのはおそらく零号機が走りながら高圧線を飛び越す場面と、参号機が空から初号機に躍りかかる場面だ。 この絵、この色、この構図、そして動きとカメラワーク。どれをとっても他の追随を許さない、チーム庵野の真骨頂だと思う。そしてこれらは「メカニカルな動き」でも「使徒」でもない。「

  • 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』における絶対に漏らしてはいけない最大のネタバレ - 瓶治郎の現代詩

    CAUTION! 以下、最大級のネタバレ警報を発令します。 自分はネタバレというのをほとんど気にしませんが、今回のネタバレだけはこれから見る人の映画体験を著しく損なう可能性がありますので、見る予定があって見ていない人は読まないことを強く勧めます。 (文とは無関係のスペースを空けるための動画なので見なくていいです) (以下文) 封切りから二週間経ち、この映画の感想や批評もだいぶ出てきた。 動員数もかなりいいようで評価も概ね高いと言っていいだろう。むろん、不満のある人も見受けられるが、たいがいが「みんな優しそうで丸くなったこんなエヴァは俺のエヴァじゃない」とかいうものだ。 だが、この作品、一つの映画として当に素晴らしい出来なのだろうか? 確かに、映像美という点からすれば文句なくよく出来ている。特にメカニカルな動き、とりわけ使徒のデザインなどは圧倒的に素晴らしいと思う。 しかし、この点に関

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』における絶対に漏らしてはいけない最大のネタバレ - 瓶治郎の現代詩
  • ヱヴァンゲリヲン関連 - また君か。@d.hatena

    見に行く前の妄想関連。 いまの中高生にとって、ヱヴァ劇て興味の対象なんだろうか。00 年代のエヴァオタでファン鮮度の高いパチオタは成人限定だし、まあ漫画は若年層向けに継続しているから、ある程度の認知度はあるのかな。でも一作目のとき劇場で若いひと見た記憶がない。…とか書いていたら「いや一作目のとき若いひと結構居たよ」と多方面からつっこみくらった。そういうものか。おれのセンサが若いひとを認識できなくなっているだけらしい。 べつの作品に置き換えると、平成 STAR WARS っていうか SW EP I 〜 III については、おれもまた「当事者(IV 〜 VI 世代)からすれば若いひと側」だったわけか。往年おっさんも「若いひとは何考えて SW 見とるかねー」とか思ってたんだろうか当時。まあ I で SW ロゴがズバ−ンと出たとき、劇場内にゴオオーっと歓声が沸いたのは、確かなお祭り体験だったといえ

    ヱヴァンゲリヲン関連 - また君か。@d.hatena
  • Hatena ID

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  • ヱヴァ:破の感想。あるいはメガネとアスカとそのほか。 - 脳髄にアイスピック

    インターネットというのは使い方によっては大変便利なものですが、こちらの知りたい情報だけをピンポイントで入手できるとは限らないのが悩みの種で、ヱヴァ新劇場版が面白いって評判なので、軽い気持ちで情報をつまんでみようとしたら、致命的なネタバレに遭遇したりするもので、それぐらいなら避けようもありますが、何となく暇つぶしにtwitterを見ていたらレイが巨大化するとか言われるわ、2chでニュー速を見ていたら、ラストでシンジがアスカの首を絞めるとかネタバレ満載のレスを読まされたりするわで、やはりインターネットというのは恐ろしいですね。そういや、昔「天魔」に載ってたコラムで、『アンブレイカブル』のネタバレをされていたせいで、あれから何年も経ちますが、結局いまだ『アンブレイカブル』は見てないままです。あれだろ、実はカイザー・ソゼの正体がブルース・ウィリスだったんだろ。知ってるよ、もう。 それはそれとして、

    ヱヴァ:破の感想。あるいはメガネとアスカとそのほか。 - 脳髄にアイスピック
  • 天使映画というジャンル。最強の暴力映画「ヱヴァンゲリヲン破」 - 深町秋生の序二段日記

    「いやあ、見たなあ! エヴァを!」 というすがすがしい気持ちになった。友人知人たちのなかには「2回見た」「いや、おれは3回」と興奮しすぎるにもほどがある中坊たちが続出したのを受けて、のろのろと出かけていったのだ。とはいえ「序」すら見ていなかったので、金曜ロードショーで前作「序」(しかし日テレでエヴァを見るというのも奇妙な感覚だ)を確認した。 「序」は困ったことにおもしろくはなかった。テレビシリーズのダイジェストみたいで、改めて作る意図さえわからなかった。思えば「エヴァ」というのはDV夫のようなものである。むかしはとってもすばらしい人で、あたしにはすごくやさしかったの。だけどあの人もだんだんおかしくなって、殴る蹴るは当たり前。お金を奪い取るわ、意味のわからない理屈を唱えてからんでくるわで大変だった。「今度こそきちんとやるから。やり直そう」などと何度も甘い言葉をささやいて、けっきょくは「気持ち

    天使映画というジャンル。最強の暴力映画「ヱヴァンゲリヲン破」 - 深町秋生の序二段日記
  • ヱヴァンゲリヲン劇場版:破 - hazumaのブログ

    東浩紀です。一週間ほど休暇を取り、日とネットから離れていました。ブログのほう、ご無沙汰してすみません。 さて、帰国後すぐに「ヱヴァンゲリヲン劇場版:破」を観てきました。この作品についてはおそらくあちこちで語ることになると思うので、短い感想だけ。 結論から言えば、ぼくの予想よりもはるかによかったです。まずは新しい使徒のデザインがすばらしい。このために劇場に足を運んでも後悔しません。批評家的には、たとえば新キャラ眼鏡っ子に注目でしょうか。彼女はゼロ年代的というか決断主義的というか、要は西尾維新キャラとして導入されており、90年代ひきこもり組(シンジ&レイ)と対照的な存在です。そこに、2009年にこの作品を問うことの意味は十分含まれていると言えなくもない。 ほか鑑賞中も、批評的な物語*1がいくつも思いつきました。おそらくぼくは、批評家としては、この作品を評価するべきでしょう。少なくとも「序」よ

    ヱヴァンゲリヲン劇場版:破 - hazumaのブログ
  • 学生時代、エヴァンゲリオンをきっかけにして読んだ本まとめ - concretism

    昨日、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を見てきた。感想を書きたいところなんだけれど、どうあがいてもネタバレになりそうなので感想はまた今度にする。だけどやっぱりエヴァについて語りたい!と思ったところで、このエントリを見つけた。 あの娘、エヴァンゲリオンの頃にインターネットがあったらどんな顔するだろう。 - たまごまごごはん 自分はまさにそれなんですが、情報量の少なさが逆に「もっと!もっと!」と餓鬼のようにおなかを空かせる効果抜群だったのです。 そうそう。エヴァは情報の飢餓状態を生み、当時大学生だった私が情報を求めた先は、ありきたりだけどだった。私にとって、読書が習慣として身についた決定的なきっかけは、エヴァだったのかもしれない。当時の空気に触れた人には「こんなの知ってて当然だろ!」リストだけれど、最近エヴァに出会った人には需要があるかもしれないと思い、そのころ、エヴァをきっかけとして読んだ

    学生時代、エヴァンゲリオンをきっかけにして読んだ本まとめ - concretism