App Storeに出品するときの審査基準は厳しいもので、1度や2度のリジェクトは当たり前、何度となく再提出を繰り返し販売開始まで数ヶ月を要した、という事例は珍しくない。審査基準はNDAで保護されているため、メディアの場でその詳細に触れることはできないが、微に入り細に入りチェックしていることは確かだ。 とはいえ、審査という人手に頼らざるを得ない作業ゆえか、ある程度の見落としは不可避らしい。実際、明らかにプライベートAPIを使っているアプリを見かけたことがあるし、再現性ある不具合を残したまま販売されているアプリも珍しくない。 話は変わり、次世代iOSデバイスについて。現行A4を上回る性能の新チップが搭載されるとか、高解像度液晶パネルが採用されるとか、まことしやかな情報がネット上を飛び交っている。確かに、iPad/iPhoneのモデルチェンジが1年サイクルであるならば、そろそろ新iPadの、次