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2015年11月8日のブックマーク (4件)

  • 東京新聞:地方創生の正体 山下祐介・金井利之 著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

    トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 地方創生の正体 山下祐介・金井利之 著 Tweet mixiチェック 2015年11月8日 ◆切り捨てる国の音 [評者]沼田良=東洋大教授 二十六兆円もの巨費を投じながら、なぜ東日大震災の復興は進まないのか。書はこの問いを切り口に、地方創生の衣の下にある国の思惑を暴き出そうとした好著である。対論形式で読みやすい。 国の失政によって市町村が潰(つぶ)れる。そんな事態が原発事故によって生じた。書によれば、福島の事故から窺(うかが)えるのは、国・県・市町村・住民の間の思惑のズレだ。ズレは未調整なまま、来の復興策とは程遠い諸事業が執行されている。 平成の大合併から始まり、大震災による津波・原発事故を経て、今は地方創生である。日ではこの十数年ほど、市町村を潰そうと企図する挽(ひ)き臼が

    hharunaga
    hharunaga 2015/11/08
    「これは、地方切り捨ての国策を、切り捨てられる当の地方に支持させるというトリッキーな荒技である」。評者:沼田良。
  • なぜ、手書きのメモはノートPCに勝るのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

    会議中、ノートPCやタブレットでメモを打ち込むのが当たり前となった。しかし、これは記憶への定着と内容理解の両方において、手書きに劣ることが実験で示された。 HBRの編集インターンである私は、オフィスに通うようになって日が浅いが、会議にペンとノートを持ってくる人をごく稀にしか目にしない。かつて毎週の会議ではリングノートとペンが主流だったそうだが、時とともにノートPCや薄いタブレットに取って代わられたという。 至極、当然であろう。テクノロジーを駆使することが強く求められる今日、ミーティングの最中であっても、リンクを送ったり、オンラインで資料へのアクセスや会話をしたりすることが当然とされている。即座に達成感を得たい私たちはもはや、会議後に自分のデスクに戻ってから資料を送るという悠長なやり方には耐えられないのだ。それにはデジタルでメモを取るほうが便利なはずだ。 では、手書きは滅んでしまったのだろう

    なぜ、手書きのメモはノートPCに勝るのか | 戦略|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
    hharunaga
    hharunaga 2015/11/08
    「ノートPCだけでメモを取ると、新しい知識を吸収しづらくなるという。何も考えないまま、ただ逐語的に入力する傾向が強くなることが主な原因だ」
  • 東京新聞:イタリア都市の空間人類学 陣内秀信 著:Chunichi/Tokyo Bookweb(TOKYO Web)

    トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > 書評 > 記事一覧 > 記事 【書評】 イタリア都市の空間人類学 陣内秀信 著 Tweet mixiチェック 2015年11月8日 ◆袋小路が豊かさ生み出す [評者]池内紀=ドイツ文学者 イタリアの都市をめぐる論や、エッセイや、講演が、丁寧に整理されてつらなっている。何十もの玉のつらなるネックレスのようだ。ネックレスには細くてつよい糸が通してあるものだが、ここでもそうで、タイトルにある「空間人類学」という糸。ひらたく言うと、イタリアの町々はどうしてこんなに活気があるのだろう? イタリアの人々はなぜこんなに生き生きと暮らしているのか? 若いころヴェネツィアでまる二年間過ごして以来、この建築史家はつねに現場で観察し、見たところ、気づいたことを分析し、考察をにしてきた。書はその集大成にあたる。イタリアの都市における歴史と空間のあ

    hharunaga
    hharunaga 2015/11/08
    「イタリアの地方都市再生の経験から学ぶことは多いのだ。だからこそ、深い思いをこめて、福岡市の出版社から刊行された」。弦書房。評者:池内紀。
  • 今週の本棚:渡辺保・評 『哲学な日々−考えさせない時代に抗して』=野矢茂樹・著 - 毎日新聞

    hharunaga
    hharunaga 2015/11/08
    「恐ろしいことなのは、自分で考えない人は人の意見を鵜呑(うの)みにする、そこで自分を見失い、他人に精神的に隷属するようになるからである」