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ブックマーク / www.foodwatch.jp (9)

  • しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan

    しょうゆは開栓後に酸化による劣化が起きる。これはしょうゆメーカーにとっては長年の課題だったが、2009年、これを解決する酸化防止容器を用いた画期的な製品「ヤマサ 鮮度の一滴」が発売された。新機能を備えた製品が現れると、他メーカーも負けてはいられない。工夫してさらに使いやすい新製品が登場するものである。社会と消費者にとって、このような競争は有意義と考えている。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) 経時劣化はしょうゆの弱点 しょうゆメーカーの多くが、お客様相談

    しょうゆ容器の開発競争 - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2020/02/15
    酸化防止容器の嚆矢はヤマサだったか。しかしこの容器、ウスターソースでも出してほしい。大量発注ができない大半の地ソースメーカーには不可能だろうというのが残念だが、せめて中堅大手メーカーが出してほしい
  • 日本で区別された「中華料理」と「中国料理」 - FoodWatchJapan

    中国と日をよく知る著者による、日中文化比較の新連載。第1回は、日には2つの“中国料理”があることの発見について。そのそれぞれにジャンル名をつけて区別していることに、著者は日人に独特の気質を見出す。 日で暮らし始めて、もうかれこれ10年以上が経った。仕事やプライベートで日の各地を訪ねる機会が多いのだが、そのたびに感じるのは日のフードサービス業の発達だ。大都市の繁華街に限らず、地方都市でも随所に各国の料理店が軒を連ねている。べる側としては、おいしい料理をさまざまに賞味できて喜ばしい。 そんな中でも目立つのは、やはり中国発祥の料理を提供する店の多さだ。そこで私は気づいたことがある。――商店街などでよく見かける「中華料理店」と、主に中心街でよく見かける「中国料理店」という2種類の看板があるということだ。これは単なる文字の違いだけなのか、それとも、そこには何か特別な意味が込められてい

    日本で区別された「中華料理」と「中国料理」 - FoodWatchJapan
  • 2014年食の10大ニュース[5] - FoodWatchJapan

    マクドナルド、創業以来の営業赤字を記録 デフレ経済の勝ち組・風雲児の凋落 業界大手が“ブラック企業”と名指しされる すかいらーく、再上場果たす カッパ・クリエイトの迷走 深刻を極める人手不足 不調の居酒屋市場にチョイ呑み旋風とワイン酒場業態の成長 スターバックス・ジャパン、アメリカ社の完全子会社化 急激な円安で原材料が高騰 コンビニエンスストアとの“胃袋”争奪戦が激化 1. マクドナルド、創業以来の営業赤字を記録 日マクドナルドホールディングスは、既存店売上高が前年同月に達しないケースが近年増えていたが、下旬に上海福喜品の品消費期限切れ問題が報じられた7月は既存店売上高が前年同月比▲17.4%、8月には同▲25.1%という激震。以降も2桁の客数減・売上高減を更新している。 ファストフード(洋風)の歴史的役割の終焉を示唆するものかとも思わせる。 2. デフレ経済の勝ち組・風雲児の凋落

    2014年食の10大ニュース[5] - FoodWatchJapan
  • めんつゆの躍進 - FoodWatchJapan

    1952年、めんつゆという商品が誕生した。しかし、その用途は麺類をべるときの汁を作るだけに止まらなかった。だし入りの汎用調味料として、鍋ものや煮ものに広く用いられるようになった。さらに、おひたし等のつけ・かけ用へと、しょうゆのテリトリーにまで用途を拡大した。ついに1994年、購入金額で、つゆ・たれ類がしょうゆを逆転した。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) めんつゆの由来 めんつゆの商品例。めんつゆは1lサイズもよく売れている。 現在、そうめん、うどん、そ

    めんつゆの躍進 - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2014/01/29
    「しょうゆにみりんとだしを合せたものが広がったのは18世紀後半になる。明治時代になると砂糖を加えるようになり、甘味が強くなった。婦女子もそばを多く食べるようになり、その嗜好に合せたため」へえ。
  • アスパルテームの完全リスク評価が完了 - FoodWatchJapan

    国立医薬品品衛生研究所は、品安全情報(化学物質)No.26(2013.12.25)を発表した。 注目記事 【EFSA】アスパルテームの完全リスク評価を完了し、現在の暴露量では安全だと結論した 欧州品安全機関(EFSA)は、甘味料であるアスパルテームの完全リスク評価の完了を発表した。評価では、EFSAは動物とヒトの両研究について、アスパルテームとその分解物に関して入手可能な全ての科学的研究の厳密なレビューを行った。その結果、現在の一日摂取許容量(ADI)40mg/kg bw/dayは一般の人々にとって保護的であると結論した。ただし、フェニルケトン尿症(PKU)の患者にとってはそのADIは適用できず、フェニルアラニンの少ない事を摂るべきだとしている。EFSAは、完全リスク評価の結果の発表にあたり、評価案に関するパブリックコメントの結果やその募集期間後に確認された新規研究の内容も考慮した

    アスパルテームの完全リスク評価が完了 - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2014/01/23
    「【EFSA】アスパルテームの完全リスク評価を完了し、現在の暴露量では安全だと結論した」
  • 広報室の設置で社会との新しい関係を築いた - FoodWatchJapan

    【味の素特別顧問歌田勝弘さんへのインタビュー】味の素株式会社(以下、味の素社)第7代社長(1981~1989年)を務めた歌田勝弘氏に味の素社の歩みを聞き、永続するブランドと企業活動の秘訣を探った。 第2回は、業界に先駆けて設置した広報室がどのような役割を担い、どのような活動を展開してきたかを聞いた。 インタビューでは、編集部からの簡単な質問に対して、歌田氏は詳細な内容を一息に話されたため、聞き書きの形で記した(カコミ部分は齋藤)。 社会とのかかわりを担当する専門部署 オルニーの論文発表に対して、味の素社は科学者に検証を求める一方、消費者への情報発信も開始した。ただし、それは企業から社会への一方通行のものではなく、社会と企業とで意見・情報を出し合い、良好な関係づくりを目指すものであった。それを担当したのが、当時国内企業に見られなかった新しい部署、広報室である。 他に先駆けて広報室を設置 味の

    広報室の設置で社会との新しい関係を築いた - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2013/12/19
    こちらも興味深い。ただ、化学調味料の名称の話の中で合成法の話を一切出さないのはそれはそれでモヤモヤする。確かにイメージと比べて格段に生産量が少なかったけど、イメージに決定的な影響は与えたわけだから。
  • 風説・風評との闘いは創業期から - FoodWatchJapan

    【味の素特別顧問歌田勝弘さんへのインタビュー】味の素株式会社(以下、味の素社)第7代社長(1981~1989年)を務めた歌田勝弘氏に味の素社の歩みを聞き、永続するブランドと企業活動の秘訣を探った。 第1回は、味の素社が創業期から相次いで見舞われた風評・風説にいかに対応してきたかを聞いた。 インタビューでは、編集部からの簡単な質問に対して、歌田氏は詳細な内容を一息に話されたため、聞き書きの形で記した(カコミ部分は齋藤)。 日で発見され日で工業化された“味” 最初に、歌田氏の入社当時のことと、それまでの味の素社の歩みを聞いた。それによれば、「味の素」は明治のスタート時点から、特許や商標といった権利、公的機関による安全確認、そして親しみのある商品名を選ぶなど、ゆるぎないブランド作りに必要な要点を押さえていたことがわかる。そして、戦時下にそのブランドを封印された後、戦後に再度ブランドを作ってい

    風説・風評との闘いは創業期から - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2013/12/18
    これは興味深いインタビュー。特に「味の素を採れば頭がよくなる」という風評に対する会社のスタンスにはシビレた。実際、どうしてそれを利用しなかったんだろうと思ってたので。
  • 「美味しんぼ/醤油の神秘」の誤り - FoodWatchJapan

    近年、丸大豆しょうゆの消費量が増加している。脱脂加工大豆を原料とする通常品に比べ、香りや味に差異があることが明らかになってきた。丸大豆は原料価格が高く、使用するために工夫が必要だ。商品を望む消費者だけでなく、メーカーにも有益な商品なのである。 【大豆変身物語が書籍になりました】 醤油造りのプロが書いた大豆の。大豆は豆として調理されるだけでなく、さまざまな加工品となることで人類に栄養を供給し、豊かな文化も花開かせてくれている大いなる豆。そんな大豆はどこから来たどんな豆なのか、そしてどんな可能性を持っているのか。大豆と半世紀付き合って来た技術士が大豆愛とともに徹底解説します。 横山勉「大豆変身物語」(香雪社) 大手しょうゆメーカーの堕落? 「美味しんぼ」第3巻(作・雁屋哲、画・花咲アキラ) 2010年4月、文部科学省主催の科学技術週間サイエンスカフェで講師を務めた。タイトルは「おいしさを

    「美味しんぼ/醤油の神秘」の誤り - FoodWatchJapan
    hietaro
    hietaro 2013/06/25
    醤油の原料に脱脂大豆を使うのは「堕落」か?
  • 「昔の野菜はよかった」は誤った努力の元凶 - FoodWatchJapan

    それでは、農産物の品質とは何か、何がどうあるべきかについて考えたい。 「おいしい」は農家が信じているだけ 農産物の品質と言ったとき、生産サイドが重視しているのは、“おいしさ”である。まじめな生産者であれば、まずいものを作りたいとは考えていないはずで、多くの生産者は異口同音に「おいしいものを作りたい」と言う。 おいしいものを作るという方向は間違ってはいないと思うのだが、実際に流通に携わっている人の意見は、全く違うと言っていい。簡単に言えば、流通業者は「売れるもの。きっちりさばけて、利益が取れる農産物ががほしい」のである。 「おいしいものは売れる」と考えれば、両者の利害は一致しているはずなのだが、ここに落とし穴がある。生産者が「おいしい」という農産物は、誰が“おいしい”と決めたのか? ここにも基準の曖昧さがあり、そのことが、生産サイドと流通サイドの意識に大きなズレを生んでいる。 はっきり書くが

    「昔の野菜はよかった」は誤った努力の元凶 - FoodWatchJapan
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