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実践 Off the main thread 実際に Off the main thread をやりつつ、パフォーマンスチューニングをする際にどこに気をつけるべきかを今やっているので、それについて話します。 Off the main thread とは JavaScript の処理は基本的にメインスレッドで実施します。JavaScriptの実行処理以外にも記述された内容を解釈するためのパース処理やGC処理もメインスレッドをブロックします。メインスレッドの処理が多いとUI jankと呼ばれるガタツキ、チラツキ、画面の固まりの原因になります。 UI jankが発生していると、ユーザーがクリックしたり、text入力をしようとしてから反応するまでの時間(Input Latency)が即時ではなくなります。 このUI jankを無くすために、なるべくメインスレッドを阻害する要因を減らすことが Off
この表を上から読みつつ多少言葉で説明すると以下のようになります。 const foo = bar + 3;はStatementListItemである。なぜなら、DeclarationはStatementListItemの一種であると定義されているから。 const foo = bar + 3;はDeclarationである。なぜなら、LexicalDeclarationはDeclarationの一種であると定義されているから。 const foo = bar + 3;はLexicalDeclarationである。なぜなら、LetOrConst, BindingList, ;が並んだものはLexicalDeclarationであると定義されているから。 constはLetOrConstであると定義されている。 foo = bar + 3 はBindingListである。LexicalBind
現役レフリーが答える 何回聞いてもラグビーのルールはよくわからない ボールを前に投げてはいけないとかトライで5点とかそういうのは全然わかるんだけど アドバンテージでやり直したり唐突にスクラムが始まったり意味が分からない 平たく言うとなぜそうなるのかの合理的な理由がわからなくて、納得できない。 アドバンテージはラグビーの「継続性」を根拠に運用されている。 ラグビーでは一度ボールが動き出すと何分間もプレーが続く これが他のアメフト、野球などのスポーツと違う所であり、大きな魅力でもある(プレーヤーは大変!) だから、ラグビーでは継続性を損なう行為は厳しく罰せられる 例えば防御側のチームがズルをして、攻撃側のプレーを遅延させたとする この時、レフリーがすぐ笛を吹いて攻撃側のチームにペナルティキックをすぐに与えると、試合を一瞬中断することになるので、せっかくの継続性が損なわれてしまう そこで、防御側
TypeScript再入門 ― 「がんばらないTypeScript」で、JavaScriptを“柔らかい”静的型付き言語に JavaScriptプロジェクトでTypeScriptを導入する際には、“柔らかい”静的型付き言語とするのがおすすめです。藤吾郎(gfx)さんがまとめた「がんばらないTypeScript」のガイドラインです。 TypeScriptは、すべてのJavaScriptプロジェクトで採用する価値のある技術です。TypeScriptとこれに対応したエディタを導入することで、補完や型ベースの整合性のチェックにより、すべてのプロジェクトで生産性が上がります。またリファクタリングも容易になるので、長期あるいは大規模なプロジェクトでも品質を保ちやすくなります。 この記事では、TypeScriptについて最低限の知識とともに、サクッと(どちらかというと既存のプロジェクトに)導入するための
WebAssemblyが50マイクロ秒以下で起動する「Lucet」。コンパイラとランタイムをFastlyがオープンソースで公開 WebAssemblyとは、Webブラウザ上でネイティブコードに近い実行速度で高速に実行できるバイナリフォーマットです。 マイクロソフト、Google、Mozilla、AppleなどのWebブラウザベンダがW3CのWebAssembly Community Groupなどを通じて共同で開発に取り組んでおり、すでに主要ブラウザで実行環境が整っています。 Lucetは50マイクロ秒でWebAssemblyモジュールが起動 LucetはこのWebAssemblyをWebブラウザではなく、Fastlyのエッジクラウドで高速かつ安全に実行する目的で開発されたもの。 しかも50マイクロ秒(1マイクロ秒は100万分の1秒)以下でWebAssemblyモジュールが起動し、メモリオ
「30分でわかる」のは、だいたい、 4. モナド(Monad)とは何か? の読了までを想定しています。 また速い人なら、30分で全部一気に読み通せる分量でもあると思います。 30分以上かかっても一気読みしてしまうことが推奨されますし、一気読みできるように、前に戻って知識の再確認をしなくて済むように、最大限留意して構成を設計した上で執筆されています。 数学と用語問題。モナドの理論的基盤として圏論があるのは事実。理論的基盤がしっかりしているのはプログラミングという数学的作業において歓迎すべきことではある一方で、他方そのため一般的なプログラマにとってはまず用語に馴染みがない。歴史的に、圏論ベースのモナドを理論から関数型プログラミングに応用されていく過程では、実際、先駆者の間でさえ紆余曲折があったのだが、学習者へは馴染みのない用語を伴って、いきなり高度な数学的概念全開で天下り的に提示されてしまうこ
モダンな Web アプリを異なる JavaScript フレームワークを使う複数チームで開発するためのテクニック はじめに この記事は翻訳記事です。 原著者の許可をとって翻訳・掲載しています。 原文はこちらです。 翻訳者 マイクロフロントエンドとは? マイクロフロントエンドという言葉は 2016 年の終わりにThoughtWorks Technology Radarで言及されました。 それはマイクロサービスの考え方をフロントエンドに拡張したものです。 現在の Web のトレンドは多機能でパワフルな SPA です。 SPA はフロントエンドとバックエンドを切り離すという、マイクロサービスの考え方に基づいています。 開発をすすめていくと、特に複数のチームで管理している場合 フロントエンド層が肥大化して管理が難しくなりがちです。 これを「モノリシックなフロントエンド」と呼びます。 マイクロフロン
html で リンクを新しいタブ(やウィンドウ)で開かせたい場合、target="_blank" を指定するが、 この使い方には落とし穴があるらしい。 www.jitbit.com リンクを開いた先の javascript から、開いた元のページを操作できてしまうとのこと。 気になったので確認してみた。 悪用のパターン insecure.html が最初に開くページで、ここに target="_blank" なリンクがある。 このリンクを押すと new_window.html を新しいタブで開く。 この new_window.html に javascript が仕込まれており、元ページを操作されるという話。 具体的には window.opener.location="./evil.html" と実行すると、元タブは evil.html に遷移する。 実際試してみたのが ここ。 リンクを開
この何年かでWebアプリケーションは、サーバ上のみでプログラムが動作するものから、多くのJavaScriptコードがWebブラウザで動作し、背後でサーバと連携して、リッチかつスムーズな操作感を提供するものへと進化してきた。このことは、Webブラウザ上に悪意のスクリプトを送り込む「スクリプト注入(XSS)」攻撃を、より防止しづらく、悪用の懸念がより大きなものに変化させた。本稿は、WebアプリケーションにAjax等の進化をもたらした技術について振り返るとともに、スクリプト注入対策を考慮すべき新たな文脈について論じるものである。 Ajax(Asynchronous JavaScript and XML)[1]は、必要となるデータを非同期でWebサーバから取り寄せつつ、Webブラウザの画面上でなめらかな操作性を提供する形態のJavaScriptプログラムのことである。かつてのブラウザにおいてはこの
こんにちは、太田です。今回から、Ajaxと呼ばれるような非同期な通信処理を行うJavaScriptについて解説していきます。今回は特にJSONPについて基礎的な部分を解説します。 JSONとは JSONについては第9回でも少し触れていますが、改めて解説します。 JSON(JavaScript Object Notation)はJavaScriptから生まれたデータ記述フォーマットで、真偽値、数値、文字列、null値の組み合わせを持ったハッシュか配列かその両方で構成されます。 JSONはそのシンプルさから多くの言語でネイティブにサポートされており、特にウェブ関連ではポピュラーなデータフォーマットです。 JSONのサンプル(配列) ["aaa", "bbb", "ccc"] JSONのサンプル(ハッシュ) {"aaa":1, "bbb": 2, "ccc": 3} JSONのサンプル(ハッシュ
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? The future of TypeScript on ESLint:https://t.co/PTCWKWN22s — ESLint (@geteslint) January 18, 2019 ESLint の TypeScript サポートの今後について、公式にアナウンスがありました。 要点をまとめると、 TypeScript チームが TSLint から ESLint に切り替えていくと発表したよ。 ESLint チームと TypeScript チームが協力して開発を進める場として、typescript-eslint プロジェクト
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは。言語サポート(Node.js)チームの伊藤(@koh110)です。 Node.js v10 も10月にLTSとなり async/await によるフロー制御は当たり前のように利用されるようになってきました。JavaScriptの非同期処理は async/await から覚える人も今後増えていくでしょう。今回はそんな非同期処理について、社内での事例を交えて記事を書いていこうと思います。 index Promise 化がなぜ重要なのか ユーザーに promisify をさせる落とし穴 Road to Promise まとめ Promise 化がなぜ重要なのか ちょうど3年前のアドベントカレンダーで、今後はいろいろなモジュー
追記: この件に関してエンジニアHubにもTypeScriptの記事を書きました: TypeScript再入門 ― 「がんばらないTypeScript」で、JavaScriptを“柔らかい”静的型付き言語に - エンジニアHub|Webエンジニアのキャリアを考える! TypeScriptに対する失望は2パターンあって、その理由は理解できるのですが、いずれにせよそこでTypeScriptを捨てる判断をするのはもったいないと思っています。この2つの失望を感じたとしてもなお、TypeScriptには導入する価値があると思っています。 パターン1: 実はJavaScriptに対する失望である そこらのブログやTwitterで観測していると、理由の7割くらいこれです。これは、TypeScriptが独立した言語ではなくJavaScriptへのトランスパイラ(言語変換ツール)であり、独立したランタイムを
JavaScript には、そこかしこに罠がありますが、その中の1つはエラーハンドリングだと思います。 今回はエラーハンドリングにおいて、あまり活用されていない気がする、カスタム例外をしっかり使ってみたいと思います。 TL;DR necojackarc/extensible-custom-error を使うと、エラーオブジェクトも引数に取れる便利なカスタム例外が簡単に定義できるよ! const ExtensibleCustomError = require('extensible-custom-error'); class MyError extends ExtensibleCustomError {} new MyError('message'); // メッセージ new MyError(error); // エラーオブジェクト new MyError('message', error
パフォーマンス改善ハンドブック ウェブページにおけるパフォーマンスに関する問題の見つけ方や考え方の事例をまとめた Webフロントエンド パフォーマンス改善ハンドブックを公開しました。 URL: https://dwango-js.github.io/performance-handbook/ このハンドブックでは過去に行ったWebフロントエンドのパフォーマンス改善の事例を中心に紹介しています。 注意点としてWebフロントエンドは常に変化しているため、現在の最適な解決方法を提案するものではありません。 また、アプリケーションによっても最適な解決方法は異なります。 今回の事例ではViewライブラリにReactを用い、映像再生プレイヤーなどある程度複雑な機能を持ったウェブアプリケーションのWebフロントエンドを扱います。 具体的にはニコニコ生放送(以下「生放送」)で行った事例を中心に書かれていま
プロトタイプチェーンと継承 プロパティの継承 JavaScript のオブジェクトはプロパティ(自身のプロパティを指す)の動的な「袋」です。 JavaScript のオブジェクトは、プロトタイプオブジェクトへのリンクを持っています。あるオブジェクトのプロパティにアクセスしようとすると、オブジェクトだけでなく、オブジェクトのプロトタイプ、プロトタイプのプロトタイプへと、一致する名前のプロパティが得られるか、プロトタイプチェーンの終端に到達するまで、プロパティの探索が行われます。 メモ: ECMAScript 標準に従い、 someObject.[[Prototype]] という表記を someObject のプロトタイプを示すのに使用しています。内部スロット [[Prototype]] には Object.getPrototypeOf() と Object.setPrototypeOf()
まあこれは弊社(Claves)での取り組み方(別に相談してないので独断ですらある)です。 多分そのうち陳腐化するので金科玉条のごとき扱いはしない方が良いです。 書くにあたった動機 若い人間がJavaScriptを書く場合に、 参照しているものが古い 便利なライブラリとかがあるのに再発明とかしてる Railsで書く場合にどう書けば良いのか などが整理されていないと感じた。 都度説明していたが三回をこえて面倒なので書き下すことにした。 JavaScript? TypeScript? 正直モダンに書くのであればJavaScriptでもTypeScriptでも良いと思っている。 構文的にはTypeScriptはモダンなJavaScriptに型、抽象クラスなどが追加されていると思って良いかと思う。 継承とかゴリゴリ書くのであればTypeScriptは便利だし、後述するReactなんかも TypeSc
どうも、まさとらん(@0310lan)です! 今回は、スマホのモバイルブラウザに本格的な開発者ツールを組み込むことができるJavaScriptライブラリをご紹介します! 「コンソール」機能を使ったデバッグやエラーログの確認、「ネットワーク」機能で通信状態を確認したり、「リソース」機能でCookieデータを確認するなどなど…、開発する上で便利な機能が満載です。 スマホ1つあれば開発者ツールが利用できるので、ぜひみなさんも試してみて下さい! 【 Eruda 】 ■「Eruda」の使い方 それでは、「Eruda」を利用して開発者ツールを使うための準備作業から始めましょう! 準備といってもやることは簡単で、「Eruda」のライブラリファイルをインストールするだけです。 Node.jsの開発環境を持っている人であれば、npmから以下のようにインストールできます。 npm install eruda
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