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いつのことだったか、滅多に見ないテレビを見ていたら、弁護士が4人出演して、痴漢に間違えられて取り押さえられたらどう対処すべきか?という問題に回答していた。4人のうちの1人は、いわゆる「ヤメ検」って言って検察官あがりの弁護士さんだったから、まあ要するに聴く価値がないので無視すると、残る3人のうち2人の意見は、「走って逃げる」だった。 驚くかも知れないけど、って一応、驚いて欲しいんだけど、残念ながら、これは正解だ。圧倒的に正しい。ただね、一応、司法に携わる専門家で、裁判のプロ(私もそうなのね。念のため。)が、このような答を出さざるを得ないというところに、この国の刑事司法の圧倒的な腐敗っぷりを読みとって欲しい。ちなみに、もう1人の回答は「裁判で争う」。残念。不正解。 「それでもボクはやってない」って映画があって、見た人も多いと思うけど、まあそれはそれは大変にリアルな映画なわけで、というか、弁護士
奴らを高く吊るせ ロックを聴いている人たちの多くは、音楽と同じぐらい、もしかしたらそれ以上に、バンドの“物語”を重視しているんじゃないだろうか(もちろん、それは自分だって同じことだし、むしろそれがロックの魅力のひとつだと思う)。だからこそブライアン・ウィルソン抜きのビーチ・ボーイズは過小評価されているし、シド・バレット在籍時のピンク・フロイドは過大評価されている、そんな気がしてならない。 前作『Love Is Simple』のリリース後、仏門に入るためAkron/Familyを脱退したRyan Vanderhoofも、バンドにとってそれぐらい大きな存在だったと言えるだろう。本作を初めて聴いた時、これまでの作品とはまったく違う印象を受けたのだけれど、それはきっと、このバンドの神秘的な部分というか、文字通り精神的な支柱を担っていたのが、他ならぬRyanだったからに違いない(セカンドの『Meek
No No Age Load、In The Redなどから作品を発表してきたカリフォルニアのロウファイ/ジャンク・バンド、ザ・ホスピタルズの昨年の自主制作LPのCDヴァージョンが到着。思いっきりドンシャリな音像の中でドラムとギターがグッシャグシャに交じり合ってその中をオン・アシッドなヴォーカルがべらんめい口調でわめいております。かつての作品にはまだ「人様のレーベルだから」という若干の気合のようなものが少なからず感じられたけれども、自主制作となったこれはもう完全にやりたい放題。弛緩と耳痛といきあたりばったりとレイジネスと爆音と形容不能な衝動とがユル〜く交錯しあって描き出すはカリフォルニアの青春ジャンク模様。変に歌メロとかがポップじゃない、このグダグダさ加減が逆にこちらの脳内をいい感じにマッサージ&クリニックしてくれる気がするんです。でも、こんなにささくれ立った音なのに、どこか全体的に憎めない
About this Site: ここは音楽ファンのためのサイトです。あなたのリスニング・ライフを少しでも豊かにする情報があるかもしれません。ゆっくりと御覧になっていってください。 管理人 Yoshiyuki Suzuki Recent Features: Joe Lally Interviews, updated on 2011. 8. 31 Don Caballero Interviews, updated on 2010. 3. 16 ISIS Interviews, updated on 2010. 2. 26 Cave In Interviews, updated on 2010. 1. 20
はじめに 巨大な対象の全貌を見通すには、対象から距離を取らなければならない。21世紀になってからの7年という期間は、20世紀という巨大な対象の全貌が姿を現すのに十分な時間であったかどうかは分からないが、20世紀にはどのような著作が出版されたのかを纏めてみようと私が思い立ったのは、著作の被引用数、すなわち任意の著作が他の著作にどれだけ引用されているかが、Google Scholarを用いて調べられることが分かったからである。この小論の目的は、被引用数という指標を用いて、20世紀の文系学術書のランキングを作ることである。以下には、「文系学術書」という限定が必要であった理由を記そう。 ある著作の被引用数という指標は、その著作が学術の世界でどれだけ影響力があったかを客観的に知る手がかりになる。被引用数という指標は、引用し、引用される著作のネットワークの中で、任意の著作がどのようなポジションにいる
■「勉強ができる」という蔑称(理系兼業主婦日記)を読んで思い出したのが、スティーヴン・ジェイ・グールド(優れた科学エッセイを書いたことでも有名な進化生物学者)の「恐竜の効用」というエッセイ。ちなみに、グールドはアメリカ人でニューヨーク育ち。「頭のいい」子供が苦労するのは、日本だけではないようで。 ■がんばれカミナリ竜〈上〉(早川書房) スティーヴン・ジェイ グールド (著) 子どもの文化は無残で、すさまじく反知性的になることがある。私が生き残れたのは、悪口の対象となっても絶望せず、ベースボールに関する知識でいくぶんかの尊敬を勝ちとったからである。しかし、科学に知的情熱を燃やす子どもは、うすのろとか、かたぶつとか、まぬけとか、とんまとか、奇人変人にされてしまう(どんな言葉がそのときよく使われていたか覚えていないが、残酷で独特の呼び方の一つがいつも流行っていた)。私は多くのクラスメイトから、変
2008年もあと2週間。様々な『年間ランキング』が発表される季節です。海外の音楽雑誌でも『2008年ベスト・アルバム』が次々と発表されています。ということで、海外の主要音楽誌(NME、Q、Mojo、UNCUT、Rolling Stone、Spin)が選ぶ“2008年ベスト・アルバム”をまとめてみました。 ただ羅列するだけでは面白くないので、F1グランプリと同じように各誌の順位毎にポイントを付与、その総合ポイントで再度順位付けをしています。各順位のポイントは下の通り。 1位:22ポイント 2位:18ポイント 3位:16ポイント 4位:14ポイント 5位:12ポイント 6位:10ポイント 7位:8ポイント 8位:6ポイント 9位:4ポイント 10位:2ポイント これとは別に複数の音楽誌でランク入りしているアルバムには“特別ポイント”として、一誌につき1ポイントを加算しています(1誌のみの場合は
コンテンツの紹介 特設掲示板 サイトテーマでもある『プロ野球とその周辺のすべて話題』について質疑応答するための掲示板です。論理性を旨としますが情緒性も否定はしません。投稿においては証明可能な事実である必要もありません。むしろ論者それぞれの独自見解や解釈を歓迎します。ただし妄想は歓迎いたしません。必要に応じて論拠の提示を求められます。また一方でプロ野球に関する素朴な疑問あるいは時事なども投稿してみてください。それが議論のタネとなり掲示板を活性化させます。 予備掲示板 名前のとおり予備の掲示板です。特設掲示板における特定の議論が長引いたさいの移転先となります。また特設掲示板には投稿しにくい話題、内容などにもご利用ください。 第三掲示板 テーマは『読売ジャイアンツにまつわるアンチ的言説とその周辺のすべての話題』です。いちおう読売ジャイアンツと付いていますが、アンチ的言説に関連があればほかの11球
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うららかな休日の午後。最近歩くことが楽しくて仕方がないらしい18ヵ月の坊主を連れて公園へ。バギーから子供をおろして芝の上を歩かせながら、ああいい気持ち。なんつって爽やかな心持で青一色の空を見上げていると、正面から2人のフディーズが近づいてきやがる。 なんだなんだこんな天気のいい日にねずみ色のフードなんか被りやがって。脳が蒸れて腐るぞ、そんな頭巾で頭を覆っていると。と思いつつ見ていると、1人がチェーンとおぼしきものを右手に持ってぶるんぶるん振り回している。で、そいつがふと目が合った拍子に言い始めたのである。 「ニーハオ、ニーハオ、ニーハオ、ニーハオ、ニーハオ、ニーハオ」と連続で20回ばかり。「ニーハオ」はこの界隈ではオリエンタル人種へのからかいワードNo.1、っつうか、やっぱ地方の貧民街に住んでいる白人なんつったら極東に中国以外の国が存在することなんか知らないので、東洋人はみんな「ニーハオ」
リミママさんへ 人間関係は三人から始まる・・という説もあり、先生は、人との関わりのスキル向上のために >「三人以上の友達と外遊びをする」という宿題を出すようになりました。 ということをしたのかも知れませんね。 私の友人の子供さんの例ですが、友人は我が子の発達障害を校長先生に伝えました。 それがきっかけで職員会議が開かれ、先生全員にそのお子さんの理解と対応が求められる事になりました。 そのお子さんの担任は、そのお子さんが欠席した日にクラスの子供達にその子さんの特性について説明し、「皆で意見を出して下さい」と指導したら、子供達の自主的な声で「からかわず、無理強いせず、楽しく関わろう」と意見が出て、皆「賛成」と言ったそうです。 そのお子さんも、一人で本を読むのが好きらしいです。 動物や花壇をじぃーっと見ているそうです。 ほかの子供達は、「この本おもしろいの?」とか聞いて「読んだら貸してくれる?」
教育の目的が社会的ニーズに合わせた個人の形成にあるならば、小中学校で歴史、理科、国語を教える意味はまったくないだろうね。 まず歴史。アホの一つ覚えみたいに旧石器時代からネチネチとどうでもいい知識を詰め込んでいく。しかも小、中、高と重複も多い。近代史だけで十分だろ。そもそも現在の日本のあり方語る上で、聖徳太子とか小野妹子とかもう、どうでもいい(聖徳太子は最近教科書には載っていないらしいけど)。明治から現代までの歴史を、くだらない年号とか一切抜きにして、さっと流せば十分。半年もあれば浚える。それだったら大学の教養課程でやりゃーいい。 国語はいらん。ここ参照。http://d.hatena.ne.jp/filinion/20090214/1234584728 理科がいらないっていうのはわけがある。それは後で書く。 んで、空いた時間で何をするかっていうと、算数(数学)と英語をばっちりと教え込む。課
精神科Q&A 【1498】曖昧な対人関係を理解できずトラブルを繰り返す部下は病気でしょうか Q: 私は37歳の女で、中規模の会社に勤務し、15人程度の課の課長をしております。私の課のスタッフAさん(30歳代前半、男性、独身)についてご相談があり、メールを送らせていただきます。 Aさんは半年ほど前に他部署から私の課に異動になりました。通常時期の異動とは異なり半端な時期の異動だったのですが、次のような事情があったということです。 ○ Aさんは30歳過ぎの頃に中途採用され前の部署に配属され、約1年後には、仕事がうまくいかないことが原因で出勤ができない状態が数日続き、精神科を受診したところ「うつ状態」と診断され、通院投薬の治療を受け、すぐ通常勤務ができるようになった。 ○ しかし、職場で問題が多く(具体的な内容は聞いていません)、前の上司Bさんが音を上げ一刻も早く異動させるよう希望した。(Bさん
連日のように株安のニュースが流れてますが、何円安、何ドル安と報道されているということは、一応、値がついてるんですよね。値がつくということは取引が成立してるということで、つまりこういう状況の中でも買う人がいるということです。 みんなが「暴落だ」「恐慌だ」「樹海だ」と言ってる中で、これから株が上がると思って株を買う人がいる、これって不思議だと思いませんか。 株を買うというのはいろんな意味があって、政策的な介入を期待して買う人とか何かもっと難しいことを考えて買う人とかいて、これから株価が上がると思っている人ばかりではないかもしれません。まあ、こういう状況だと特別なのかもしれませんが、基本的には株の取引というものは、「これから下がる」と思う人が売って、「これから上がる」と思う人が買うことで成立するわけです。 つまり、意見の不一致を前提としたシステムなんですね。世の中の人がみんな同じことを考えていた
追記 補足となる論考をあげましたにゃ。この花は、まことの花にはあらず@風姿花伝 - 地下生活者の手遊び 7/7 1:25 追記ここまで 皿の上のリンゴ - 地下生活者の手遊びで紹介した非常勤の美術講師と茶飲み話をしましたにゃ。彼によると、「ある種の【囚われた】タイプがどうも最近増えてきたのではないか」というのですにゃ。 「その、ある種の【囚われた】タイプってどういうのなのかにゃ?」 「他人と同じことをやりたくない、というやつ」 「そういうの、昔からいただろにゃ?」 「増えてるし、かたくなになっている」 音楽もそうなんだろうけど、美術についても実は「理系」といっていい部分が結構ありますにゃ。遠近法とか色彩理論とかいうプロとしては身につけなければ話にならにゃー理屈はほとんど理系的なアタマの使い方を必要とするし、デッサンの構図には「正解」といっていいものがありますにゃ。このあたりの基礎理論とか「
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