記事保存 日経BizGate会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。 課長になりたくない――。そう思う人は多いと聞く。この傾向はリモートワークでメンバーの顔が見えなくなった昨今、さらに強まっているのではないか。 そんな悩める課長候補をはじめ、現役課長や管理職の背中を押してくれるのが本書『課長2.0』だ。リモート環境でもメンバーの能力を引き出し「自走」させ、自らは自由に社内外を動いて人材価値を高めるのが課長の仕事だと説き、そうした働き方を新時代に対応した「課長2.0」と位置付ける。そして、その実践のための具体的なマネジメント術をまとめている。 著者の前田鎌利氏はソフトバンクのモバイル通信事業に従事し、複数のセクションでマネジャーを経験。ソフトバンク子会社の社外取締役などを経て、2013年に独立した。ソフトバンク時代に培ったプレゼンテーションの巧みさ