7月に就任した日本大理事長で作家の林真理子さん(68)が2日までに共同通信のインタビューに応じ、田中英寿元理事長(75)の体制下で「反田中派」と目され不当に異動させられた職員について「冷や飯を食わされた優秀な人を適材適所で配置するように改めた」と述べ、数人を希望部署に戻す救済措置を講じたと明らかにした。男性中心の風土を改めるため、女性管理職を増やした。 田中氏は自身に反発する職員に人事上の制裁を加えたとされる。林さんは救済の理由について「やる気も能力もある。(田中氏との)決別を示す改革の一環だ」と強調。他にも不利益を受けた職員が判明すれば対応を検討するという。 これまで7人だった本部の女性課長は3人増やして10人になった。ただ管理職の女性割合は3%でまだ低いとして「もっと昇進していけるようにしたい」と話した。 この3カ月の仕事ぶりは「65点」と自己採点。「想像以上に忙しく、学生や教員と対話
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