(CNN) コロンバスにあるオハイオ州立大のキャンパスで9日未明起きた発砲事件で、大学警察当局は同日、容疑者は同大管財課の臨時職員の男(51)で、勤務評価が低いことに恨みを持った末での犯行だったと発表した。 現地時間の午前3時ごろ起きた事件では、48歳の男性上司が死亡、他の職員1人も負傷したが、容体は安定している。容疑者も犯行現場で、銃で自殺を図り、搬送先の病院で死亡した。 容疑者は昨年10月から勤務。凶器は短銃2丁で、管財課が入るビル内に入り、いきなり乱射したという。事務所内には当時、5人以上の職員がおり、犯行を目撃していた。 学生に負傷者はいなかった。事件を受け、大学当局は学生に電子メールで注意を呼び掛けていた。同日の授業は平常通り実施されたという。コロンバスのキャンパスには学生5万人以上が通っている。 米国では今年2月、アラバマ州の大学で女性准教授による発砲事件が起き3人が死亡。首都