大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の裏金問題で、同校を運営する学校法人大阪産業大学は5日、一連の経緯や再発防止策をまとめた報告書を公表し、簿外で管理された模試代や教材費の余剰金計2億6千万円超を年内にも保護者側に返還することを明らかにした。開校以来の全卒業生と在校生が対象となる。 また、裏金から支出された贈答品のうち、50万円を超える高額商品が12点(計約1032万円)に上ることも判明。前校長(74)と前事務長の2人について、時効分を除く約600万円分の購入が背任罪、前校長らへの「裏報酬」約1700万円の支出が業務上横領罪に当たるとして、近く大阪地検に告訴する。 模試代の余剰金約2千万円を着服したとされる元進路指導部主事も業務上横領罪で告訴する。前校長と前事務長、元事務長の3人には賠償を請求する。 このほか、寺川国仁・現校長らを含む学校関係者9人について、懲戒委員会で処分に相当するかどうか
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