久喜市下清久の旧東京理科大跡地にさいたま看護専門学校(さいたま市緑区)の誘致を進めていた久喜市は24日までに、土地、建物を無償譲渡するなど学校を運営する公益社団法人地域医療振興協会(東京都千代田区)と仮契約を締結した。同日、会見で発表した。
全面移転が決まっている東京理科大経営学部久喜キャンパス(久喜市下清久)の移転跡地について、大学側が市に、土地の6割を物流系企業へ売却し、残りの4割と校舎など建物の大半を市に無償譲渡することを認めるよう申し入れたことが5日、市などへの取材で分かった。市は同大学の誘致に約30億円の補助金を支出し、土地は教育目的として活用するとしてきたことから、大学側の対応に疑問の声も出ている。 同キャンパスは1993年4月に開校し、用地は約13万7400平方メートル。市は同大の誘致に当たり、地権者の協力を得るとともに土地取得や校舎建設への補助金として、総額約30億円を支出し、道路や上下水道など周辺整備に約10億円を掛けている。大学側は土地取得などに約124億円を支出したとしている。 久喜キャンパスの移転をめぐっては2011年7月、入学定員の確保が困難と判断した大学側が、市に経営学部全面移転の計画を報告。市は見
十文字学園(新座市)は11日までに、短期大学部の学生募集を停止することを文部科学省に届けた。現在の学生が卒業する2016年春には廃止される。同学園の高等教育は短大から始まったが、四年制の大学に完全移行する。 文科省によると、短大の制度は1950年に開始。四年制大学の設立には時間と費用がかかることもあり、戦後教育の臨時措置としての性格が強い。そうした中で女性に対する高等教育の普及や実践的職業教育に貢献してきた。幼稚園教諭や保育士 栄養士、介護福祉士など地域の専門的職業人の養成に重要な役割を果たした、としている。 十文字学園の短期大学部は66年、家政科と幼児教育科の2学科でスタート。73年に文化学科(国語国文専攻3コースと英語英文専攻3コース)、2010年には表現文化学科3コースと再編された。 一方、96年に四年制大学が始まり、10年には大学院も開くなど"高学歴化"を進め、充実させている。 全
坂戸市にある女子栄養大(本部・東京都豊島区)と東急百貨店(本社・渋谷区)が「産学連携包括協力に関する協定」を締結した=写真。 同大と同社はともに創立・創業80周年を迎える。同社は初の産学連携で、今回の連携によって「体の中から健康、美しく」をテーマに、栄養学に基づいたレシピやメニューの開発、講習会の実施などを行う。 同大の香川芳子学長は「実践栄養という建学の理念のもと、研究・教育を行ってきた。東急百貨店との締結で、食について正しい知識を広げる重要な第一歩になると確信している」。 同社の橋詰敏文常務執行役員は「連携を深め講習会や食育活動を積極的に進める。大学のもつ知見をお客様に提供していきたい」と話した。
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