大学改革を進めるためには、学内の利害関係にとらわれずに学長が意思決定できる環境が必要との考え方が背景にある。4月に行われた慶応大学の塾長選挙では投票で次点の候補者が次期塾長に選ばれ、伝統校にも変化が及んだ形だ。 慶大の塾長選は各学部などが推薦した候補者の中から、教職員の代表450人が投票で3人に絞る。各学部長や卒業生の代表ら計29人で組織する委員会が非公開の協議で1人を選び、事実上、新塾長が決定する。 教職員の投票で1位は元経済学部長が230票を獲得。2位は長谷山彰・常任理事(64)の213票だった。委員会では各候補者の質疑応答を行い、長谷山氏を選んだ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く