若い世代を中心に、社会に出た後の生活にのしかかる奨学金の返済を軽くしようと、社員に給与とは別に返済用のお金を支給する企業が増えている。 結婚式場運営のノバレーゼ(東京)は七月から、奨学金を返済中の入社五年目の社員に手取りで最大百万円を一括支給する。二十七~四十歳の三十六人が受給予定だ。返済中の社員は入社十年目にも最大百万円を受け取ることができる。そば店を展開するゆで太郎システム(東京)は、奨学金を返済する新卒社員に最大月三万円を支給する。 社会に出てから長く続く奨学金の返済は、給料が安い若い世代に重い負担になる。日本学生支援機構によると、二〇一四年度の大学生(昼間部)の中で、何らかの奨学金を利用していた学生は51・3%。一方で滞納する人も増え、三カ月以上、返済が滞った人が一五年度に十六万五千人になった。 結婚式場運営のノバレーゼ(東京)が七月に支給を始める支援制度は、奨学金を活用していた社
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く