国の審議は一面的な検討になっていないか?きょうは中教審(中央教育審議会という文科省の審議会)で学校の働き方改革についての議論に参加してきた。審議の様子の一部は、早速記事になっている。 小中学校の教員の長時間労働が問題となる中、文部科学省は15日、「変形労働時間制」の導入を軸とした働き方改革のたたき台になる案を、中央教育審議会の部会に示した。 出典:朝日新聞2018年10月15日 変形労働制の解説はここでは割愛するが、現行制度では1ヶ月のものしかできない。これを年間でできるようにしようという提案だ。 この年間変形労働制については、前回の部会でも賛成、提案する意見が部会長をはじめ何名かから出て、今回もいくつか意見が出た。ぼくもアイデアに反対はしていないが、正直申し上げて、審議の仕方が気に入らない。 ★なお、ここに書くのはいち委員としての印象、個人の意見であり、審議会でオーソライズされたものでは