私は日本を愛している、なんて書くと右翼の急進派の人間だと思われるかもしれないが、私はとても純粋な気持ちでこの国のことが好きだ。 太古の昔から自然災害はつきもので、何度も倒れ、立ち上がり、国が開けてからは外国からもたびたび攻撃され、そのたび倒れ立ち上がってきたひたむきな強さがあるからだ。 まさに日本の強さはこの七転び八起きの精神にあり、それゆえ日本人は粘り強くよく働き、その真面目さから生まれる日本の製品は緻密で性能が良く、世界を魅了し、経済大国となりえたのではないか。 社長の抱擁を拒否できなかった私。自分を傷つけた私を絶対忘れない ◎ ◎ しかし、とかく現代は、「日本は終わりだ、外へ出ろ」という声が至る所で聞こえてくる。大学時代に国際関係の学部にいた私は、そのような声に影響された海外志向?の学生に囲まれて居心地の悪さを感じていた。日本なんて出て外で働きたい、外に住みたいとい
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