文科省のクロスアポイントメント制度などを活用して実務家教員を目指す研究員、ビジネスマンのために、「大学組織、教育、研究、授業デザイン・運営、学生理解・支援など」を26時間で学修し修了認定証が交付される 大学実務家教員養成講座ワークショップ 近年、知の循環を求める教育変革の流れの中で、企業等において貴重な実務経験を積まれた人を教員として大学に迎え入れる実務家教員制度が導入され、その結果、実務家教員と研究者教員が協働することを通して、大学における人材育成は大きく変化を遂げつつある。 文部科学省の中央教育審議会では、教育の質保証システムの改善・充実の中で、クロスアポイントメントにより企業や団体内における身分を維持したまま大学に出向する教員(基幹教員)など多様な働き方を制度化している。このような動きの中で、大学実務家教員は確実かつ加速的に増加する傾向にある。 その一方で、大学の教育や研究に参画した
