今年も大学入試が本格的に始まった。昨年の入試で注目されたトピックの一つが、早稲田大政治経済学部の「数学」必須化だ。経団連は「文系の大学生も数学を学ぶ」よう求める提言をまとめており、早稲田政経の入試改革は経済界でも話題になった。ただし受験生からは敬遠され、同学部の志願者は前年比で約7割に減少した。私大の文系学部で数学を重視した入試を実施している大学は早稲田以外にもある。その狙いはどこにあるのか。 【一覧】文系入試に数学を課す主な私立大学 * * * 早稲田大の「看板学部」と称されることも多い政治経済学部。2020年度入試まで一般選抜は、外国語+国語+世界史・日本史・数学から一つの3科目だった。ところが21年度入試から、大学入学共通テストの4科目(外国語+国語+数学IA+地歴・公民・数学IIB・理科から一つ)に加えて、大学独自の総合問題(日本語と英語で書かれた文章を読解)を解く方式に変わっ
政府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI、議長・岸田文雄首相)は1日、大学の研究支援のために創設する10兆円規模の「大学ファンド」について、支援先の要件など制度の仕組みを決定した。支援校は数校から開始し、名称は「国際卓越研究大学」とした。2021年度末にも資金の運用を始め、運用益の目標額は年3000億円と見込む。支援校は23年度までに公募で選定し、24年度から1校当たり年間数百億円を支援する計画。支援校は段階的に増やすという。 大学ファンドは、長引く日本の研究力低迷の打開策として政府が「異次元の政策」としている。ファンドは国立研究開発法人の科学技術振興機構(JST)内に設置する。支援校の名称は、昨年公表した制度の骨子案では「特定研究大学」としていたが、世界最高水準の研究大学を目指すことを強調するため変更された。 選定の条件は、世界トップクラスの研究者が集まる研究領域の創出・育成▽優
組織のヒエラルキーというのは、クリエイティブさを失わせるとしてネガティブに語られがちだ。しかし、各従業員が自律的に行動するフラットな組織を追求するのは、自由な発想が重要なスタートアップにおいても危険だという研究結果が発表された。 【動画】スタートアップを成功させる要素は一体なんなのか? フラットな組織は本当に成功するのか?上司がおらず、すべての従業員が同じレベルにいるというフラットな組織作りを目指す起業家は多いだろう。しかし、ペンシルベニア大学ウォートンスクールの経営学准教授であるロニー・リーは彼らに警鐘を鳴らす。 というのは、フラットな組織構造を持つスタートアップは失敗しがちということが、リーの最近の研究で明らかになったのだ。 「“ヒエラルキー”や“管理職”という概念を嫌う起業家は多いですが、結局のところ管理職は絶対に必要です。起業家が考えるよりもずっと早い段階で組織構造について計画し、
◆コロナ禍と不安渦巻く2022年入試大学入学共通テストは1月15・16日に終了。これから本格的な大学入試シーズンに入ります。 オンライン個別指導サービス「スタディコーチ」を提供するBuilds(ビルズ)は今月12日、高校3年生330人を対象としたネット調査の結果を発表。 同社によると、コロナ禍で「悪い影響を受けた」と感じているとしたのは39.2%。 さらに、2回目となる共通テストについては75.2%が「不安がある」と回答しました。 共通テストについては、「数学が現代文の問題かと思った」「国語・現代文の『あなたは豚肉です』が意味不明だった」など、様々な意見がネットに出ています。 そんな共通テストが終了し、国公立大・私立大とも個別入試に入っていきます。 受験生とその家族は短い時間で志望校を選択しなければなりません。 筆者はその一助になれば、ということで2020年に「コスパのいい大学~偏差値40
政府は10日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」発生を受けて厳格化している水際対策について、一部緩和する方向で調整に入った。 【図解】人口10万人当たりの感染者数が多い府県 外国人入国の原則停止は維持しつつ、日本人らの外国籍の家族や留学生の入国を例外的に認める案を検討している。岸田文雄首相は11日に今後のコロナ対策を説明する考えだ。 政府は昨年11月30日から外国人の新規入国を原則的に認めておらず、例外の範囲も絞り込んでいる。この措置の期間は当初、1カ月をめどとしていたが、首相は昨年12月21日に「当面の間、延長する」と表明。年末年始の状況を見極め、扱いを今月11日以降に判断するとしていた。 政府内では新たな期限として(1)1月末(2)2月末(3)3月末―などの案が出ている。オミクロン株の市中感染の広がりを受け、重点を水際対策から国内対策に移すことにしており、日本人らの外国籍の家族
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