◆カタールW杯▽決勝 アルゼンチン3―3(PK4―2)フランス(18日・ルサイル競技場) スポーツ報知にカタールW杯特別評論を寄稿する前日本代表監督の西野朗氏(67)が、アルゼンチン―フランスの決勝戦と大会を総括した。アルゼンチン代表メッシのプレーを「異次元」と評し、両監督の采配が史上最高ともいえる頂上決戦を演出したと語った。大会を通じて印象に残ったポイントにはサイドアタッカーの役割の変化、GKの存在感を挙げた。 * * * 何と言えばいいのか。死力を尽くしたアルゼンチン、フランスの選手たちの姿に言葉が見つからなかった。大会最後にして、最高の試合が繰り広げられるという素晴らしいフィナーレだった。その中でもメッシは異次元だった。得点力だけではなく、やらないと言われる守備でも奮闘、攻守の切り替えの速さも見せた。マラドーナの影、そして優勝トロフィーを追って一心不乱にプレーする姿は感動的で、最高の
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