ハーバード大の「レガシー入学」は違法、団体が米教育省に調査求める Bloomberg 2023/07/04 (ブルームバーグ): 米国の名門大学、ハーバード大学は卒業生と裕福な寄付者の子女を入学選考で優遇しており、こうした「レガシー入学」は連邦法に違反しているとマイノリティー団体が米教育省に苦情を申し立てた。数日前には米連邦最高裁判所が人種に基づく積極的差別是正措置(アファーマティブアクション)を違憲と判断している。 この長年にわたる慣行は、連邦政府の資金を受けるプログラムにおいて人種差別を禁じた1964年公民権法の規定に反すると、同グループは主張。そうした優遇措置の恩恵で入学した学生の約70%が白人だという。 「ハーバードは毎年、ほとんどが白人の何百人もの入学希望者に特別待遇を許しており、それは学生らの成果が理由ではなく、単に彼らの親族が成し得たことが理由だ」と訴えた。 ハーバード大学に