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ブックマーク / ssir-j.org (2)

  • デザイン思考は期待外れだったのか

    デザイン思考は、世界の複雑な社会的課題を解決できると期待されたが、それに十分に応えてきたとはいえない。デザインに批判的に向き合うことで、デザイナーは自分たちの方法論の有効性を証明するためではなく、コミュニティのために働くことができるようになる。 アンヌ=ロール・フェイヤード  Anne-Laure Fayard サラ・ファサラー Sarah Fathallah 非営利団体、政府、そして国際機関は、複雑な社会的課題に対して革新的な解決策を開発するにあたって、しばしばデザイン思考を活用している。特定の人たちの「ために」ではなく、その人たちも含めた他者と「ともに」行う取り組みにおいてとりわけその傾向が強い。デザイン思考は、デザイナーのナイジェル・クロスによって40年以上前に概念化され、1982年に専門誌Design Studiesに掲載された「デザイナー的知識の方法(Designerly Way

    デザイン思考は期待外れだったのか
  • 危機を乗り越えるミッション・ドリブン・リーダーシップ

    非営利団体のマネジャーに1つアドバイスしよう。それは、世界がひっくり返るような危機が訪れたときには、長期的視点で臨むということだ。 アレックス・カウンツ Alex Counts 著述家であり教育者でもあるケン・ベインは、かつてこう書いている。『教えるという人間の試みは、めったに過去からの恩恵を受けることがない。ー中略ー(偉大な教師の)洞察というのは、たいていは彼らの死とともに無くなってしまうので、次の世代は、彼らが実践してきた英知を改めて見つけ出さねばならない』 ベインの教えは、ミッション・ドリブン型の組織を率いるリーダーたちにこそ当てはまるのではないか。ミッション・ドリブン型の組織とは、自分たちの使命(ミッション)を軸に行動する組織のことを言うが、私がそう考えるようになったのは、ノーベル賞受賞者ムハマド・ユヌスのもとで10年ほどメンターシップを受けた後、1997年にグラミン財団を創設し、

    危機を乗り越えるミッション・ドリブン・リーダーシップ
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