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ブックマーク / www.ffpri.affrc.go.jp (2)

  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/大学の森林科学関連学科の教育カリキュラムでは何を学ぶのか

    SDGsで求められている持続可能な森林経営の実現のためには、森林管理の高度な知見を持った専門家の養成が重要です。森林の専門教育を行う教育機関に大学がありますが、従来の林学科が改組によって森林科学科や環境科学科などの名称に変わってきています。 私たちは、多様化する大学の森林科学関連学科について、専門教育課程のカリキュラムの調査を行いました。2019年時点で森林科学関連学科を持つ大学は29校ありますが、教育内容については演習林設置の他には統一的な規定はありません。旧林学科を系譜に持つ25校では、森林を含む学科(コース)に変わった学科の他に、農業全般を含む学科に改組したことで森林との関連が分からなくなった学科もありました(表-1)。さらに、3大学について森林の専門学科のカリキュラムを詳しくみたところ、専門分野(造林・立地や防災・水文など10区分)と基礎・総合(測量など)、合計159種類もの多様な

    high190
    high190 2021/05/03
    "専門教育として必要な内容の検討をふまえた教育内容の再構成が必要であることを示唆"
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/香りも味も世界初「木のお酒」

    大塚 祐一郎・野尻 昌信・楠 倫久(森林資源化学研究領域)、Ronald R. Navarro(元森林総研PD)、橋田 光・松井 直之(森林資源化学研究領域) 世の中では、様々なお酒が飲まれていますが、その原料は穀物のデンプンや果実およびサトウキビの糖分に限られてきました。 我々は今回、水と品用の酵素、醸造用の酵母のみを用いて、熱処理や薬剤処理なしに木材中の繊維を糖化・発酵する技術を開発し、世界で初めての「木のお酒」を目指したアルコールの製造方法を確立しました。さらにスギ、白樺、桜の材から試験製造したアルコールについて、その香り成分の分析を行いました。その結果、スギ材から製造したアルコールにはスギ材特有の香り成分が多く含まれ、より木らしい香りを持つことが明らかとなりました。また、桜の材から製造したアルコールには、ジャスミンなどの花の香り成分が含まれ、より華やかな香りを持つことを明らかに

    high190
    high190 2021/05/01
    "林業の成長産業化に向けた新しい木材の利用技術となるだけでなく、新しい食文化の創生にもつながると期待"
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