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ブックマーク / www.kirishin.com (3)

  • 【書評】 『遠藤周作と芥川龍之介 史料分析からみたそのキリシタン理解』 香川雅子 - キリスト新聞社ホームページ

    その作品を読んだことがない者はいないといっても過言ではない文学者、遠藤周作と芥川龍之介。2人は日人とキリスト教、キリシタンに関する数々の作品を発表した。多くの人々がその作品に触れ、影響を受けたが、彼らのキリシタン理解はいかなるものだったのか。長年、上智大学キリスト教文化研究所所員を務め、日キリスト教文学会の役員でもある著者が、精緻な史料分析によって遠藤と芥川が参照した史料を明らかにし、作品に表れたキリシタン観・宗教観を考察する。 書の第一章で取り上げた「最後の殉教者」は、キリシタンを題材にした遠藤の初めての小説であり、ル・フォールやベルナノスなどのカトリック文学で扱われた殉教観も取り入れられている。そこには、その弱さ故、神を何度も捨てた男のゆるしの体験と神への回帰が描かれており、第二バチカン公会議の「愛とゆるしの神」の先取りともいえる作品となっている。この短編を皮切りに、キリシタンを

    【書評】 『遠藤周作と芥川龍之介 史料分析からみたそのキリシタン理解』 香川雅子 - キリスト新聞社ホームページ
  • 日本聖公会が桃山学院教育大に「入学式での君が代斉唱の中止を求める要望書」 2019年4月24日 - キリスト新聞社ホームページ

    聖公会正義と平和委員会をはじめとする管区諸委員会は3月29日、桃山学院教育大学(梶田叡一学長)の2019年度入学式で「君が代」の斉唱が行われようとしていることについて、中止するよう要望した。同大学では2018年度の入学式で「日の丸」が掲揚され「君が代」が斉唱されていた。日聖公会は2000年の第52(定期)総会で、「国旗『日の丸』、国家『君が代』の強制の反対を政府に要望する件」を採択しており、要望書は今回の件について「聖公会のキリスト教精神に反するだけでなく、何よりも建学の精神を大切にすべき私立大学の立場を離れるもの」と非難した。全文は以下の通り。 学校法人桃山学院 理事長 出田善蔵 様 学院長 磯 晴久 様 桃山学院教育大学 学長  梶田叡一 様 桃山学院教育大学入学式での君が代斉唱の中止を求める要望書 桃山学院教育大学の2018年度入学式において日の丸掲揚と君が代斉唱が行われ、来る

    日本聖公会が桃山学院教育大に「入学式での君が代斉唱の中止を求める要望書」 2019年4月24日 - キリスト新聞社ホームページ
  • キリシタンの痛みを覚え 上智大学が浦上四番崩れ連続講演会 2018年7月11日 - キリスト新聞社ホームページ

    長崎で起きた大規模なキリシタン弾圧「浦上四番崩れ」から150年になるのを受け、「信仰の遺産――『浦上四番崩れ』150年の『旅』」と題した連続講演会が、6月23日に上智大学中央図書館(東京都千代田区)で行われ、約210人が参加した。この連続講演会は上智大学キリスト教文化研究所(竹内修一所長=同大教授)が毎年6月に行っているもので、今回が46回目。 登壇したのは、レンゾ・デ・ルカ(イエズス会日管区長)、藤原淳賀(青山学院大学教授)、古巣馨(長崎純心大学教授)の3氏。 レンゾ神父は「信仰伝承の証しとしての『旅』を考える――なぜ信仰が伝わったのか」と題し講演。キリスト教迫害が始まった16世紀から、ベルナール・プティジャン神父が信徒を発見する19世紀までのキリシタンの信仰の姿を、スライドを多用して解説した。 16世紀に日で宣教活動に努めたグネッキ・ソルディ・オルガンティノ神父(1533~1609

    キリシタンの痛みを覚え 上智大学が浦上四番崩れ連続講演会 2018年7月11日 - キリスト新聞社ホームページ
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