幼稚園や保育園へ幼子を送り迎えしている女性の姿は、母の誇りに満ちている……と思い込むのは男の勝手らしく、ママ友たちの間では、信じられないような序列がつくられ、実はドロドロの人間関係が渦巻いているようだ。 ◆こども園受験に失敗で訪れたママ友カースト下克上の瞬間 世田谷区で2人の息子を育てる喜多川亜矢さん(仮名)は、ボスママが王座から転落した一部始終を語ってくれた。 中堅商社で次長クラスの夫を持つKさん(35歳)は、6歳の長女と3歳の長男のママ。長女の通うこども園で、3年間ママカーストの頂点に君臨していた。 「幼保一体のこども園では、幼稚園枠ママは、働いている保育園枠ママをとことん見下しているんです。保育施設の利用認定で、幼稚園枠は1号、保育園枠は2号と呼ぶんですけど、パートを始めた幼稚園ママに対し、Kさんは『2号落ちね』と嘲笑していました」 今秋の入園試験前は、長男の公園ママ友たち