KDDI研究所は、車載器を通してスマートフォンを利用するためのトータルシステムの開発に成功した。この技術を活用することでナビゲーション機能をはじめ、スマートフォンの多様なアプリケーションを車載器を通して利用することが可能となる。 これまで、携帯電話機やスマートフォンをUSBやBluetoothで車載器と接続して連携することで、スマートフォンの多種多様なアプリケーションを動かす取り組みが展開されてきたが、ケーブル接続の煩雑さや、走行中の振動によるコネクタ破損などの問題や、通信速度が低いことから車載器と連携できるアプリケーションやコンテンツに限界があった。 今回開発した技術は、スマートフォンの表示画面を画面サイズのより大きな車載ディスプレイに転送する機能や、ディスプレイパネルをタッチすることでスマートフォンを遠隔操作する機能を、無線LAN上で実現する。これにより、車内利用環境でのスマートフォン
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