スターバックス コーヒー ジャパンは17日、米アップル社の携帯端末iPhone(アイフォーン)向けの、公衆無線LAN(構内通信網)サービス「Wi−Fi(ワイファイ)」を6月1日から全国の店舗で順次、導入すると発表した。ソフトバンクモバイルの同サービスを採用することで「iPhone」や、28日発売の「iPad」の利便性が格段に高まるという。まず、首都圏の21店で導入し、今年8月末までに約500店まで拡大し、全店舗(約880店)に広げる考えだ。 導入する無線LANサービスは「ソフトバンクWi−Fiスポット」。簡単な設定を行うだけで、高速通信が利用できるサービスで、現在はJRの主要駅や空港などに広がっている。 この日、会見したスタバの岩田松雄CEO(最高経営責任者)は「今回のサービスの導入を皮切りに、今後は、店舗の混雑状況やイベントの情報提供をiPhoneを通じて行いたい」と話した。 【関