この春はトクホ(特定保健用食品)が過熱しそうだ。 「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/3月15日号)巻頭コラム『飲料メーカー続々参戦、過熱トクホに迫る試練』によれば、お茶やコーヒーなどの開発競争が続くトクホ市場に日本コカ・コーラも参入するという。 しかも、それはコーラ分野ではなく、茶飲料だ。その特徴は「トクホで初めての2つの保健用途(脂肪の吸収を抑える、糖の吸収を穏やかにする)を得た商品」で、「トクホ商品では過去最大のプロモーションを行う」としている。 トクホのお茶は、それまでにも販売されていたが、サントリーが「伊右衛門 特茶」を昨年10月に発売すると、発売から2週間で年間販売目標の100万ケースを突破して話題になった。このヒットに続けと、4月7日に日本コカ・コーラが「からだすこやか茶W(ダブル)」を発売して市場に参入、さらに4月15日にはアサヒ飲料も「食事と一緒に十六茶W(ダブル)」を発売
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