女性向けのケータイ恋愛ゲームが熱い!と紹介して、「なるほど確かにそういえば」と思う読者はあまり多くはないのではないだろうか。認知度はまだそれほど高いわけではないが、今年に入り、モバイル以外のメディアにおいても(当文章もそうなのだが)露出も増え、「女性向け恋愛ゲーム」の存在を認識する人は増えてきたように思われる。 モバイル市場においても、女性だけに限ったサービスとして、これほど急速に市場を形成するまでに至ったケースは少ない。 例えば、iモードのメニューリストに所属する恋愛ゲームサイトだけを取り上げてみても、2009年7月現在で101のメニュー存在する。iモードのゲームサイトが全体で約700であることから、今や7つに1つが恋愛ゲームである。これは数あるゲームカテゴリーの中で最も所属メニュー数が多い状況だ。さらに、この恋愛ゲームカテゴリーが2008年3月に新設された最も新しいカテゴリーということ