朝日新聞社と朝日放送(ABC)は4、5の両日、大阪市民を対象に電話による世論調査を実施した。大阪都構想について、仮に今、住民投票で投票するという前提で賛否を聞くと、賛成が39%、反対が40%と拮抗(きっこう)。賛成が35%、反対が44%だった2月の前回調査より差が縮まった。 大阪市を廃止して五つの特別区に再編する都構想は5月17日に大阪市民による住民投票で賛否を問う。 住民投票については、「行くと思う」が68%(前回61%)、「たぶん行くと思う」が22%(同23%)、「たぶん行かないと思う」が5%(同9%)、「行かないと思う」が3%(同5%)。実際に投票に行く可能性が高い「行くと思う」層は賛成43%(同44%)、反対44%(同45%)で並んだが、「たぶん行くと思う」層では賛成37%(同33%)、反対28%(同36%)と賛成が多くなる。 都構想の中身については、「よく」「ある程度」を合わせて