次期米大統領選の民主党候補者指名獲得に向け、出馬表明した5人が19日、そろい踏みした。主役を演じたのは、本命視されるヒラリー・クリントン前国務長官(67)と、選挙戦序盤でカギを握る重要州でクリントン氏を上回る支持率を獲得し、「民主社会主義者」を自任する最左派のバーニー・サンダース上院議員(74)の2人だ。 19日のニューハンプシャー州民主党大会。出馬表明者5人が一堂に会するとあって約4千人が集まり、会場外でもサンダース、クリントン両氏の支持者がプラカードを手に「バーニーは大企業から金を受け取らない」、「ヒラリーをホワイトハウスへ」と叫び、激しい応援合戦を繰り広げた。 大会でサンダース氏が、「私が出馬表明した時は誰も真剣に受け止めなかったが、この数カ月で変化が起きている」と語ると、若者らが絶叫した。 下院議員に24年前に当選した… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいた