「大衆迎合主義」はラベリング アメリカでのトランプ人気について、「ヨーロッパにおける醜い民族主義」などと評されることがあります。 「ヨーロッパで今台頭している醜い民族主義とアメリカのトランプ氏の主張は、どちらも大衆迎合的民主主義であり、同じものである」という主旨です。 私もトランプ現象とヨーロッパで起きていることは底流で結びつくものであるとは思っています。 しかし、それは醜い民族主義でも不健全な大衆迎合的民族主義ではありません。むしろ健全だと思っています。 トランプ氏自身の言葉に現われている過激な側面を擁護しているわけではありませんし、もちろん、トランプ氏を支持しているアメリカ人が不健全ということでもありません。また、大量の移民受け入れに反対しているヨーロッパの人たちが醜い民族主義者であるともまったく思いません。 しかし、世界のメディア、あるいは言論界はたいていこういうふうに見ているわけで
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