醸造アルコールとは、食用に用いられるアルコールのこと。 化学薬品などではなく、植物由来のもので、主にサトウキビを原料としたお酒です。 この醸造アルコールは香りや味がほとんどないため、日本酒の風味をじゃますることなく添加をすることができます。 多くは大手アルコールメーカーが製造・販売し、各蔵元が購入して日本酒に使用するという流れですが、中には醸造アルコールを自分の蔵で作る蔵元も出てきているんだとか! 醸造アルコールは、ほぼ100%の純度のアルコールですが、清酒に加えられる際には30%程度の度数に調整されています。 なお、度数が36%以下になるように調整されたものが、甲類焼酎。チューハイや梅酒を造る際に使われるので、皆さんも知らないうちに飲んでいるかと思いますよ! わざわざアルコールを入れるのはどうして? アルコールを添加しないお酒がある一方で、なぜわざわざ醸造アルコールを添加する必要があるの