オリエンタルランドの労働組合は4月から、運営する「東京ディズニーリゾート(TDR)」で働くアルバイトら非正規従業員約1万9千人を組合員にする。組合員数は、正社員のみだった2900人から7倍超に膨らむ。これだけ一気に迎え入れるケースは珍しいという。 同社が入社時に労組への加入を義務づけている対象を、非正規従業員にも広げる。労使は2月、そのために労働協約を改定することで合意していた。 オリエンタルランドで雇用されている約2万3千人のうち、8割が非正規従業員。ほとんどがアトラクションの運行や、飲食店での接客、清掃などで働いている。組合側は4月以降、アルバイトの時給アップやシフト制度改善、育児・介護への配慮も経営側に求めていく方針だ。 経営側は「今後も採用環境は厳しくなる。雇用区分に関係なく従業員の声を聞くことは会社側にもメリット」(広報)としている。人手不足が進んでおり、せっかく仕事に慣れた非正
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