みなさん、サバサンドはお好きですか? 半分に切ったコッペパンに、焼いたサバと野菜などを挟んだもので、もともとはトルコの郷土料理でもあるこの料理。 その中でも、「フジロック」をはじめ色んなイベントに出店するたびに完売、食べたくても食べられない人が続出している“幻のサバサンド”があるのをご存知でしょうか。 僕も2度ほど出店していたイベントに行ってみたものの、完売で食べられなかったクチです。 その幻のサバサンド、作っているのはなんと伊豆諸島の三宅島とのこと。島旅研究家として生唾を飲み込みながら、行ってきました。 サバサンドなのに、サバが見えない! 三宅島へは、都内のJR浜松町駅近くの竹芝桟橋から夜中に出発するフェリーに乗り、6時間半。まだ夜も明けきらない時間に島に到着します。 幻のサバサンドが食べられるお店は、その名もストレートに「サバサンドカフェ」。三宅島には定期のフェリーが接岸する港が3つあ