アラスカ州アンカレッジに住むティム・ニュートンさんは、ある朝、自宅のデッキから聞こえる奇妙な物音で夜明け頃に目を覚ました。 それは今までに聞いたことがないような音だった。ガサゴソと素早く動く小さな足音がデッキを駆け回っていたのだ。 何この音?ティムさんは起き上がり、外を覗こうと北側の窓に近づきそっとカーテンを開けた。「な~んだ、猫か」と一瞬安心したのだが、よーく見るとなんか変だ。 デッキで遊んでいたのはイエネコっぽいけどちょっと違う! その「猫」は、ティムさんのいる窓からわずか60cmばかりしか離れていないところで、追いかけっこしながら遊んでいた。 Facebookで開く 窓越しに「猫」をじっくり観察したティムさんは、猫の耳にはえた長い房のような毛に気づいた。そして、足。猫の足は、その顔ほどの大きさがあったのだ。真実に気がついたティムさんは、大きなショックを受けた。 「オオヤマネコだ!」