各地で夏本番といった暑さが続いています。暑さで体調管理が難しいところですが、そんなときこそしっかり栄養価のよい食材をバランスよく食べて、スタミナをつけなければいけません。ということで、土用 (どよう)の丑(うし)の日には、栄養たっぷりのうなぎを食べて、体力を回復させようということで、「土用の丑」は日本のならではの食文化として、古くから根づいてきました。しかし、近年不安視されているのが、うなぎの漁獲量が減少している点。このままでは絶滅のおそれもあるといわれるうなぎですが、いまだにその生態が謎に包まれたうなぎを取り巻く現状とは? 今年の土用の丑は7月25日と8月6日ですが、7月25日に食材を買いに行かれた方は、空腹を刺激する香ばしい“あの香り”につられて、店頭まで足を運んだ方も多いのではないでしょうか。残念ながら最近は価格が高騰していて、以前のように頻繁にうなぎを食することができなくなりました