パソコンのオンラインゲームから手が離せないなどの「インターネット依存」が若者の間で深刻化し、病院の専門外来に駆け込む人が増えている。食事も惜しみ、ほぼ丸一日、部屋に引きこもって画面に向かう人も。低年齢ほど依存リスクが高いとされ、医師は警鐘を鳴らす。 深刻なネット依存に陥った静岡県の男子大学生(21)に話を聞いた。 パソコンを初めていじったのは小学6年のとき。中学生でパソコンを買ってもらい、自室でネットゲームに明け暮れた。高校入学前にネット電話のスカイプを使い始め、「仲間」と話しながらさらにネットゲームにはまった。 午前3時ごろに寝て昼過ぎに起きる生活。高校は休みがちだった。夕食は母親が運ぶものを部屋でかき込んだ。1日1食。ほおがこけて顔色も悪くなった。母に連れられて病院の心療内科や精神科に通ったが、改善しなかった。 なんとか私立大に合格したが、1日に20時間以上ゲームに熱中したことも。しだ
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