発表会場には、ビクターブランドから登場したエポックメイキングなモデルが展示されていた。写真は1930年に発売した、卓上蓄音機「ビクトローラ J1-80」。日本ビクターで設計、生産され、高級機並みの性能をもった国産化第1号機だったという。当時の価格は85円(大卒初任給は73円)。 JVCケンウッドがビクターブランドを復活する。「誇りと探究心」をコンセプトに、JVC、ケンウッドに続く3つ目のブランドとして展開していく。 ビクターブランドの復活は、3月14日に開催したブランド戦略と新技術「EXOFIELD」の発表会で明らかにしたもの。JVCケンウッドの代表取締役社長である辻孝夫氏は「時代は変わっても歴史は変わらない。ビクターブランドは一時休憩していたが、新たな歴史に踏み出すため、音の映像の世界を探求し続ける時代を作るブランドとして展開する」とコンセプトを話した。 ビクターは、旧日本ビクターが国内
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