ビジネスパーソンが組織のなかで生きていくにあたって上司との関係性は非常に重要です。組織人として生きていくのであれば上司にハシゴを外されたり足元をすくわれないように留意しなければいけません。 ●ソツがない(気が利く)仕事 ABC物産(仮称)の鈴木部長は入社10年目になる経営企画部門の責任者です。同期の中では最も出世が早く次世代のホープとして期待されています。これまで社内の数多くのタスクフォースを経験し、部門間を超えたプロジェクトも歴任しています。 鈴木部長のマネジメントする部署は社内でもハードワークとして有名です。鈴木部長の出社は早くAM6時前には出社しています。出社後に当日の仕事をこなしたあとは、近所のジムで軽く汗を流します。部署のメンバーも出社が早く日中は精力的に仕事をこなして、夜には接待などのスケジュールをこなさなくてはいけません。 また、気性の難しい面があり、社員の定着率は高