世界文化遺産の富士山の価値や信仰の歴史などを紹介する拠点として、山梨県富士河口湖町に新たな施設がオープンしました。 富士山の世界文化遺産登録が決まってちょうど3年となった22日、センターで記念の式典が開かれ、入り口の近くで、富士山と太陽などをイメージしたシンボルマークのオブジェが披露されました。 この施設では、展示にスマートフォンやタブレット端末をかざすと動画が流れ、ふもとの神社で行われている神事などを見ることができます。 また、オープンに合わせて、画家の山口晃さんが過去と現代の富士山をイメージして制作した「冨士北麓参詣曼荼羅」も披露されました。 「富士山世界遺産センター」の秋道智彌所長は「富士山の文化や歴史などを最新の技術で案内しているので、新たな発見を期待して訪れてほしい」と話していました。