米空軍が提供した、北大西洋条約機構(NATO)の作戦中に飛行する米軍の偵察機RC135(撮影日不明、資料写真)。(c)AFP/USAF/GREG DAVIS 【9月23日 AFP】中国の戦闘機2機が、黄海(Yellow Sea)上空の国際空域で米軍の偵察機に異常接近していたことを、米当局関係者が22日、明らかにした。 異常接近が明らかにされたのは、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席が米国への公式訪問を開始した初日だった。 米当局関係者によれば、今月15日、中国の戦闘機2機が米軍の偵察機RC135の進路を妨害し、前方を横切ったという。 米国防総省のピーター・クック(Peter Cook)報道官は、詳細は明らかにしなかったものの、こうした事態があったことは認めた。 「パイロットからは、相手の航空機は機首の前を危険な飛び方で横切っていったようだという報告を受けている」とクック報道官は記