NASAの無人探査機「ニュー・ホライズンズ」に搭載されたカメラが撮影した青や赤など色彩に富んだ冥王星の画像(2015年10月15日公開)。(c)AFP/NASA/JHUAPL/SWRI 【10月16日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「ニュー・ホライズンズ(New Horizons)」の観測データから、準惑星の冥王星の表面は豊かな色彩にあふれていることが分かった。NASAが15日に発表したこの分析結果に、天文学者らは非常に驚いているという。 今回初めて発表された、ニュー・ホライズンズの観測データの科学分析結果は、冥王星の赤道付近に暗赤色の部分があり、緯度が高くなるにつれて赤が薄くなり、青みがかってくることを明らかにした。 天文学者らはこれまで、冥王星の色彩について、明確な認識を持っていなかった。 「これほどまでに壮観な冥王星表面の色彩と地質の多様性を目の当たりにして驚いた」と、
![冥王星表面に「驚くほど」多様な色彩、NASA探査機が観測](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0849078ed8c791f5f2e77fdfac00acb48a4ef8a7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2F1%2F1000x%2Fimg_c122e115f9cce94f83f069a648ec9163195184.jpg)