技術革新が賃金を抑えているのではないか。そんな見方が世界で広がっている。世界の人たちの暮らしぶりを変えた米アップルや米フェイスブックなどのネット企業は、労働集約的な伝統産業ほど雇用を生まないためだ。企業が稼いだ利益は資本家に集中し、労働者に回りづらくなっている。「労働分配率の低下とスーパースター企業の興隆」。米マサチューセッツ工科大学(MIT)のデービッド・オーター教授が5月に発表した論文が注
![富はスーパースターに 労働分配率、世界で低下 賃金迷路(2) - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/202339b26d36c3d48f6c5d90f76c0a9a7923f5c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO2293843031102017EE8001-3.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dfill%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26fill%3Dblur%26s%3D632e60e5096f0e30d51949d819b5dade)
■一人当たりのGDPが香港やイスラエルに負けた 昨年末に、日本の一人当たりのGDPが報告され、2014年ではドル換算で3万6230ドル(日本円で385万円)だったそうです。字の通り、一人当たりのGDPは、国内総生産GDPを国の人口で割って求める国内の1年間の”儲け”を表すものなのですが、別称で、広義の労働生産性とも呼ばれています(通常、労働生産性はGDPを人口で割るのではなく、購買力換算をしたGDPを就業者数で割ります)。 さて、この報告で日本の一人当たりのGDPが香港やイスラエルに抜かれたことがわかりました。 こんな報告を見ると、数年前にはGDP総額で中国に抜かれ、今回は香港や中東国にまで。。。と暗澹たる気持ちにもなりそうですが、そもそもデータの絶対値の大小でその国の良し悪しを測ることはできません。 例えば、中国にGDPが抜かれても、GDPは一人当たりのGDPに人口をかけたものですから、
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