人気商品に変化が… 訪日外国人観光客による多額の消費、いわゆる「爆買い」の一服が鮮明になった。日本百貨店協会が5月20日発表した4月の外国人観光客の売上高が前年同月比でマイナスになったのだ。 アベノミクスが始まった2013年1月以来、39カ月ぶりである。本欄でも、「ついに「爆買い」がピークアウト!?」(2015年10月21日http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/45941)、「『爆買い』は2月で終わる!?」 http://gendai.ismedia.jp/articles/premium01/47447)と折に触れて注目してきたが、遂にその時がやってきたわけだ。 4月に全国84の百貨店店舗で免税手続きをして購入された商品の総売上高は179億9000万円と前年同月比9.3%減少した。2013年1月の段階では、免税売り上げが19億4040万円