夕日がNTTのアンテナと重なりパンダの顔に見える「夕焼けパンダ」。2年ぶりに観測された =1日夕、兵庫県明石市・明石市立天文科学館(柿平博文撮影) 兵庫県明石市の市立天文科学館で1日、アンテナ塔が重なることで、夕日がパンダの顔のように見える夕焼けパンダが観測された。 ■パンダ生みの親の館長「こんなの初めて…奇跡」 太陽の位置から、観測できるのは3月1日ごろと10月12日ごろの年2回だけ。この日は曇り模様の天候だったが、日没寸前、晴れ間が広がり姿を現した。 4年前に偶然、この現象を発見した館長の長尾高明さん(60)も「これほどきれいに見えたのは初めて。奇跡が起こった気分」と感無量の表情。