Image credit: Boeing/SpaceX 米航空宇宙局(NASA)は2014年9月16日(日本時間17日)、国際宇宙ステーション(ISS)への宇宙飛行士の輸送に使用する宇宙船の開発企業に、ボーイング社とスペースX社の2社を選んだと発表した。早ければ、2017年にも有人飛行が実施される予定だ。 NASAではかねてより、ISSへの物資や宇宙飛行士の輸送を、NASAのロケットや宇宙船を使うのではなく、民間企業に委託しようという構想を持っていた。その後、2006年に「商業軌道輸送サービシズ(COTS、Commercial Orbital Transportation Services)」と名付けられたプログラムが立ち上げられ、構想を実現に移す動きが始まった。 これまで、すでに無人の補給船については計画は達成されており、スペースX社がファルコン9ロケットとドラゴン補給船を、オービタル・