横浜市営地下鉄3号線の延伸計画(あざみ野-新百合ケ丘)について、川崎市は27日、新線の起終点駅となる新百合ケ丘駅周辺のまちづくりなどを2017年度から検討する方針を明らかにした。同日の市議会本会議で、自民党の松原成文氏(中原区)の代表質問に金子督まちづくり局長が答えた。 延伸を巡っては横浜市が17、18年度の2年間で鉄道事業者の視点で調査を行い、18年度末までに事業化を判断する方針を示している。金子局長は「新百合ケ丘駅周辺など本市に関係するまちづくりについて横浜市の調査と合わせて17年度から検討を進めていく」と答弁。ルートや中間駅に関しても川崎にメリットがある計画となるよう横浜市と連携する考えも示した。 新百合ケ丘駅周辺に関しては「延伸に伴うターミナル機能の強化は広域拠点として大変重要な要素。駅北口を含め3号線延伸を想定したターミナル機能の整備や土地利用方針の方向性などについて基礎的な