「世界的にも物価が高い」と言われ続けてきた東京のイメージを覆しそうな調査結果が英国で出た。遠出した旅行先で買うものの値段を世界30都市で調べたところ、東京が最も安く、最も値段が高かったブラジルのリオデジャネイロの3分の1以下だった、というのだ。 店舗間の競争が激化した上に、円安が進んだことが原因のようだが、とりわけ英メディアでは「外食の安さ」について驚きをもって報じられている。 ビールやコーラの値段を足して比較する 調査は、英国の郵便局が通貨両替サービスのPRの一環として毎年発表している「長距離休暇レポート」の17年版で、17年9月中旬に発表された。世界30都市でコーヒー、現地のビール、コカ・コーラ、グラスワイン、カクテル、チョコレートバー、ミネラルウォーター、日焼け止め、虫よけ、ボトルのハウスワインつきのコース料理2人分、の10点について値段を調べ、合計額を比較した。 今回の調査が10回