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![うどん店に消防車で行った消防団員はなにが問題? 「別にいいのでは」で済まない事情](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e526864ef92e8de4ba3d76315182e7268074e934/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.buzzfeed.com%2Fbuzzfeed-static%2Fstatic%2F2017-04%2F27%2F6%2Fenhanced%2Fbuzzfeed-prod-fastlane-01%2Foriginal-11176-1493289613-3.jpg%3Fcrop%3D800%3A419%3B0%2C45%2526downsize%3D1250%3A%2A)
天津で8月12日に起きた化学薬品倉庫爆発事故(あるいは事件)はすでに死者・不明者が200人を超えている。現地は建設現場従事者や港湾労働者も必要とされる地区なので、地元当局すら、事故発生当時、そこにどれだけの人がいたかを把握していなかったかもしれない。しかし、100人単位の死者を出す人災事故・事件は中国では非常にまれなことではなく、例えば今年、長江クルーズ船の沈没事故も430人以上の死者・不明者を出している。 ただ、今回の件で特徴的だったのは犠牲者・不明者の約半数が消防士であったことだ。建国以来、一度にこれほど多くの消防士が殉職する火災は初めてである。そして、この爆発自体、消火にあたった消防士の放水が引き起こしたという。本来、火災発生時に市民の生命を守る消防士たちが、最大の加害者であり犠牲者であったこの大惨事の背後にどういった問題があったのだろう。 なぜ化学薬品に放水? 事件はすでに詳報され
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